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2023年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

R.Nさん(N高校 慶應義塾大学環境情報学部へ進学)

1.アリーナ に入るまで
 私は、高2の終わりの1月、アリーナ へ入塾しました。それまでは島根県でサッカーをしているだけの、勉強が苦手で嫌いな学生でした。偏差値で言うと、ベネッセの進研模試で英語が36くらいです。そんな私がどのように学力を上げていったのか、アリーナの良さを絡めながら伝えられたらと思います。特に英語と小論文について書きます。
 MARCHに合格できればいいかなと考えていた私に、吉川さんが慶應を薦めてくれました。名前を聞いただけで怖じ気づいてしまう私。あのときの進路相談は私の人生を大きく変えてくれました。勉強以外の面でも、アリーナには感謝しています。勉強を好きになれたのも、アリーナでの授業の影響が大きかったです。肥後先生(現代文、小論文)と、山本先生(英語)の授業では、知的好奇心をくすぐるような話が聞けます。自分の無知をひしひしと分からせてくれます。山本先生の授業にはユーモアが溢れ、楽しく学ぶ雰囲気に包まれます。肥後先生の授業では、出てきた文章についての小話や、筆者の情報が聞けます。読書をしたことが無かった僕が、本屋さんを頻繁に利用するようになった要因は、肥後先生かも知れません。このように、単に受験テクニックを教え込まれ続けるわけではないので、大げさかもしれませんが、学問や、知に対して意欲をかき立てられる実感がありました。

2.英語の勉強について
 そんな楽しい授業を受けながら僕がどのように自習していたか。N高等学校に転校した僕には、基礎学力の蓄積はないけれど、時間はありました。そこでまず、じっくりと基礎を固めていきました。英文法の初歩です。シグマ英文法の薄い参考書を、山本先生に渡されてから、丁寧にまとめ、解いていきました。一日一単元でも二単元でもいい。何周かしました。その次に、Next Stage系参考書を買って解いていきました。ちなみに単語帳はシステム英単語を使っていました。よく恵比寿の建物の下でブツブツ唱えながら、歩きながら暗記していました。人の目が気にならなければおすすめです。移動時間は特に大切にしていました。自宅から往復約2時間かかるので、単純にその間ずっと勉強していれば、2時間近くの暗記時間を設けることができました。あとはアリーナで課される長文、文法、単語プリントを解き、復習しました。最初の頃は参考書で長文を解くことはあまりありませんでした。それだけ基礎が重要だったということです。
 基礎が固まって、文法もある程度分かるようになると、長文を解く機会が増えていきました。一日一長文以上は解きました。分からない語彙や、構文を調べます。単語帳に無い語彙やイディオムは、ノートなどにまとめて復習しました。一番おすすめの英語学習方法は、全訳をすることです。なんとなく頭の中で訳すのでは無く、書き出してみてください。自分が中途半端に理解している箇所、上手く日本語でまとめられない箇所などが、くっきり見えてきます。プロの全訳と見比べて、自分より簡潔にうまく訳されている箇所にも注目してください。単語帳の訳から離れる練習にもなります。この細かい作業は、基礎の復習になるだけではありません。
日本語訳の問題、内容一致、読解速度の向上など、全体的なリーディングの能力に作用します。そこからは自分のレベル、目標にあわせた参考書を買って、毎日英語に触れ続けてください。アリーナの授業は絶対におろそかにしてはいけません。予習復習をして授業に臨めば、次週より遙かに多くのことを吸収できると思います。個人的に、山本先生の授業は、駿台の人気講師の授業と同等に楽しくて、価値のあるものだと思います。(駿台で一年浪人しました)

3.小論文(現代文)の勉強について
 小論文(現代文)について書くので、利用しない方は、とばして頂いて構いません。最初は、アリーナで肥後さんに現代文の指導をして頂きました。文章は書ける方だと言われたので、疑いつつも、その言葉を信じて答案を書きました。肥後先生は制限時間を設けません。自分が最高の出来だと思える答案作成が出来るまで、時間をかけていいとおっしゃってくれました。読むことが苦手な私は、何度も同じ箇所を読んだりして、理解に努めました。何度も読めば、読書が苦手でも、「そういうことか!」となる瞬間が来ます。小手先のテクニックを集めるのでは無く、じっくり文章と向き合ってみてください。
 慶應義塾大学、とくにSFCのレベルを解くに当たって、アドバイスできることは3つです。先ず書き方を勉強してください。ちなみに私は「吉岡のなるほど小論文講義10」を用いました。小論文は運ゲーという人がいますが、正しい書き方の知識があるのと無いのとでは、文章のレベルが数段変わります。正しい知識を得てから、自分の文章の読みやすさ、説得力ががらりと変わりました。2つ目は、読書です。時間が無い人は、現代文の授業で解く問題でも構いません。肥後さんにすすめられて新書に触れるようになりました。慶應の小論文では学校で習わないトピックなどについての意見が求められることが多いです。自分の興味のある分野だけでも、何冊か新書に触れておいて損はありません。その分野の使えるデータが同時に手に入ったり、文章の構成を学べたりと、恩恵が大きいです。3つ目は書く練習です。アウトプットをしなければ、正しい知識の定着がはかれません。先ほどのような参考書で学んだ書き方は、実際無意識的に発揮できるようにならなければならないからです。書く作業は体力を使いますが、頑張ってください。
 ついでに僕がどうやって読書嫌いから抜け出したか、書いておきます。キーワードは「マウント」です。コレ最高に気持ちいいですよ。電車でスマホを見ている人しかいない中で、難しそうな本を読んでいる自分。これに惚れてください。でも、ただ眺めるだけってのは辞めてください。本末転倒なので。あとは親に知識をひけらかしてください。友達でもいいですが、嫌われるかもしれません。誰かに教える作業は、知識の定着に効果的です。親や、身近な人を存分に利用しましょう。

4.受験期の学習計画と心の健康
 次に私の失敗体験から、学習計画の立て方、心の健康についてアドバイスです。私は受験期、現役と浪人合わせて二度、引きこもりを経験しました。合わせると一年近くになるかもしれません。正直、これまでの人生で自分がそうなるなんて、一度も思ったことは無かったです。それだけ受験はつらいものです。どれだけ頑張っても上がいて、「どうしてこんなことしなきゃいけないんだ」と何度も思いました。適度に休んでください。睡眠と、他者とのコミュニケーションを大切にしてください。過度な勉強スケジュールをさけてください。私は毎日14時間に設定していましたが、無理な人は無理です。出来る人は出来てしまうんですけどね。一日14時間勉強して数ヶ月引きこもるより、一日7でも8でも9時間でも、一年間続けた方がいいです。時々無理を利かすくらいがちょうどいいんです。勉強できない、成績が伸びない時も、自分を嫌いにならないでください。「まずはありのままの自分を認めてあげてください。そして今、自分が置かれている状況に感謝するのです。」私が救われたあるシスターの言葉です。今受験に直面している自分がいて、挑戦できる環境があって、、。あげればきりが無いけれど、本当はとてつもなくありがたい環境に自分がいるんだなと思えました。受験勉強をしているだけで偉いです。すごいです。自分を嫌いにならずに頑張ってください。

5.浪人という選択肢
 最後に浪人についてです。どうしても行きたい大学があるなら、浪人も全然アリだと思います。自分の人生なので、自分が満足できるまでやってみたらいいと思います。ただ、周りが遊んでいるので、しんどいとは思います。私は出来ませんでしたが、浪人仲間を見つけて、切磋琢磨するのがベストだと思います。

R.Nさんは1浪を経ての合格で、また浪人時にアリーナの授業も受講していないため、合格者数には含まれていませんが、大変に役立つ体験記でしたので、掲載させていただきました。

 



M.Rさん(成蹊高 一橋大学商学部へ進学)

 私の大学入試は、大変ドラマチックなものでした。共通テスト本番で、自己最低点を大幅に更新し、共テのリサーチでは第一志望である一橋大学E判定をだして、順当にいけば受かるだろうと想定していた私大入試に落ちまくり、浪人を覚悟した矢先、第一志望の一橋大学に合格したのです。
 そんな私の経験から言えることは、やはり、受験は何が起こるか分からない、ということです。順当な合格だけではなくて、逆転不合格や、逆転合格が十二分にありえる、ということです。
 アリーナでは、個々の実力付近の大学の受験を強引に勧められることもなく、本当にその大学に行きたいか、自分で考えて志望校を決め、その大学に合格するためのサポートを徹底してくれます。私にはこのスタイルがとてもありがたかったです。はじめは雲の上の存在だと感じていた、一橋大学を志望校に掲げることができたのも、共通テストで大失敗しても志望校を変えることなく一橋大学受験に向かうことができたのも、紛れもなくアリーナという塾に所属していたからです。
 また、受験ではいかに基礎を固めるかが大切だとよく言われますが、アリーナはかなり自由な塾なので、自分で勉強計画を立て、勉強を進めつつ、塾での授業では、繰り返し扱われる忘れがちな基礎的知識をもう一度インプットしたりして、自分の勉強と塾での学習のバランスをうまくとることができました。どの塾に通うにせよ、塾に所属しているだけでは不十分で、実力を伸ばすには、自分で考える姿勢が大切です。アリーナは、自分の意識で学習する環境を整えるのにとても適した塾でもあったと思います。
 第一志望に合格するには、そこに通うことしか考えられないという自分にとって最強の大学を見つけて、自分こそがその大学にふさわしい人材だと信じ続ける度胸がなにより大切だと私は考えます。最後に笑うには、諦めないことです。理想は高く、そして自分を信じて突き進むことで、満足のいく結果を得られるはずです。
 以上が、中学校1年生から6年間、アリーナで学習していた私が、大学受験を通して感じたことです。少しでも参考になれば幸いです。

 



R.Hさん(高輪高 北海道大学理系総合へ進学)

 自分はARENAに中1の最初から高3の最後までいさせてもらいました。高3の1年間は、ほとんどアリーナに「住んでいる」ような状態でした。(笑)
 受験を振り返ってみて、自分は順当な合格だったと思います。高校3年間は帰宅部でしたし、河合塾の全統記述や冠模試ではB判定はとっていましたので。しかし、自分のポテンシャルは低いです。要領も理解力そんなに高くはないです。そんな僕でも第一志望の北大に合格できたのだから、やる気と根気、継続する力さえあれば、自分の力でどんな大学でも合格できるということをここに断言しておきます。
 勉強についてはあんまり言うことはありません。初めのうちはとにかくやるしかないと思います。やっていくうちに自分に合った勉強法が見えてくるし、得意な教科もわかってきます。やっていくうちに勉強が習慣化されていって、全く苦じゃなくなります。継続のコツは「習慣化」だと思います。あと偏った勉強はあまりおススメしません。自分は数学、物理、化学、英語をバランスよく毎日やるようにしてました。国立志望の人に向けて、古文、漢文は2,3ヵ月前からしっかりやっておけ!地理は学校の授業をちゃんと聞くべし!あと、不安な気持ちはわかるけど共テ利用も含めて、あんまり私立を受けすぎるな!行く学校は結局一つだよ!
 いまから勉強しようという人へ。
 周りの人はハイレベルな参考書をやっていて、焦るかもしれませんが、簡単なことを完璧にしてください。基礎なくして応用はできません。これだけは絶対です。自分も数学の参考書は「元気の出る数学」しかやっていませんでした。たまにホームランを打つバッターより安打製造機のほうが受験においては合格しやすいです。たまにMARCH全落ちで、早稲田受かるみたいな人もいますが、そういうことは考えても仕方ないので、計画に入れないでくださいね。

 自分よりも下の人を知ると安心すると思うので、自分の入試での「やらかした話」をしていこうかなと思います。
・共通テスト直前期に金属バットで打った球で自宅の窓ガラスを割る
  →(年末年始業者休み)
・共通テストのリーディングでマークミスする。
  →試験終わったとき、埋めたはずなのに一つ空欄あってめちゃくちゃビビった。
・共通テストの古文0点
  →一つぐらいあってると思ってた。(笑)ちなみにちゃんと勉強してた。
・北大入試数学 多分3割くらい
  →まわりの人に聞いてみたら、みんなそんなもんらしい。

 この場を借りてアリーナの先生方に感謝を伝えさせてください。
 吉川先生、生意気なガキの頃から、面倒を見てくださってありがとうございました。中学の頃はろくに授業を聞かずに屁ばっかこいて、すいませんでした。東京に帰ったときは東京コロンボにカレー食べに行きます。もし機会があったら雇ってください。アリーナの計算プリントは優秀です。

 山本先生、授業めちゃくちゃ楽しかったです。割とマジで授業のある火曜日が毎週楽しみでした。自分のミスだらけの北大の英作文を何回も添削してくださってありがとうございました。どうやら、本番はうまくいったみたいです。
 リスニングの太田先生、初めは全部雑音にしか聞こえなかった共テのリスニングを8割にもっていってくださってありがとうございました。後輩たち!LINEグループに自分のシャドウイングの音声あげろよ!自分も初めサボってたけど、毎週やるようにって言われてラストの2〜3ヵ月間は毎日投稿してました。そしたらマジで聞こえるようになったので騙されたと思ってやってみてください。
 恩師の青木先生、初めはアリーナの授業についていけなくて落ちこぼれた自分でしたが、気づいたら化学が得意科目になっていました。入試も化学重点で受けていました。授業の雰囲気もめちゃくちゃよかったです。授業が終わった後に一時間ぐらい雑談していた日々が懐かしいです。本当に楽しかった。言葉でうまく表せないですが、受験期間を乗り越えられたのは青木先生のおかげです。マジでありがとうございました。もし、自分が塾講師をやることがあったら、教材ください。(笑)
 最後に、前期が終わっても後期の勉強をしましょう。自分は受かった自信はあまりなかったですが、ポケモンの新作をやってました。後期の勉強をしていないという罪悪感を持ちながらやるゲームは面白くないですよ。よい子はおとなしく後期試験の対策をしましょう。最後まで頑張った受験生が合格を勝ち取ると思います。努力は裏切りません。その努力が正しければ。
 最後の最後に、このアリーナという塾は、いわば「放任主義」です。なので、まずは自分で考えて、考えて、困って、先生方に頼って、頼って、頼りまくって、常に自分のやり方をアップデートしてください。
 後輩たちへ受験勉強は大変だと思いますが、この言葉を送ります
 “Boys, be ambitious!”
 もし、北大に来る人がいるなら、一緒においしいご飯でも食べながらアリーナのことを語り合いましょう!

 



Y.Hさん(白百合学園高 慶應義塾大学理工学部へ進学)

 私は中2から高3まで、アリーナにお世話になりました。
 数学は吉川先生、化学は青木先生、物理は木内先生と難波先生に教わりました。

 数学は、生徒のペースに合わせてくれる、世にも分かりやすい吉川先生の授業を受けていました。解説の時は、同じテーマの話題になりがちな、よくorたまに取り上げられる問題などを紹介してくださるので、数学の魅力を感じることができて、どんどん好きになっていきました。

 化学は、青木先生に習ったのですが、クオリティーが非常に高い、要点がキッチリ詰まったオリジナルテキストで勉強しました。青木先生が厳選した問題が解けるようになって初めて、問題のパターンが見えてきて、いかなる問題にも手がつけられるようになりました。1番理解しなければいけない部分を特にきっちり教えてくださったので、応用できる力が身につきました。何をマスターしなければいけないのかをはっきり提示してくださったので、点数にもつなげることができました。

 木内先生の本格的で楽しい授業で、物理を好きになることができました。また、難波先生の数学と物理の解説はすごく早く飲み込めるようになるわかりやすい解説ですばらしかったです。

 私は共通テストで失敗したり、最後の最後までなかなか結果が出なくて、すごく辛い状況でした。そんな状況でも志望校の妥協をせず、前を向き続けられたのは、私を信じてくれた先生方のおかげです。特に吉川先生には、経験が積み重なった引き出しの中からその時に必要なパーフェクトな言葉を引き出してもらって、何回も何回もやる気を起こしてもらったり、元気にしてもらったり、自信を出してもらったりしました。

 いつもみんなに目が行き届くようにしているのが吉川先生のスーパーパワーです。アリーナの1番良いところは、このようにみんな大きな家族みたいな、温かいコミュニティであることだと思います。

 アリーナで学んだ、勉強方法や受験の知識はもちろん、努力や工夫の仕方、未来が不明瞭な時のマインドセット、自分で考える力は、これからの人生でいつまでも私を導いてくれるものとなると思います。たくさんのことを教えていただいて、本当にありがとうございました!

 



R.Kさん(東京女学館高 順天堂大学医学部へ進学)

 私はアリーナに中学1年生の初めから高校3年生の最後まで6年間お世話になりました。
 中学生の頃は学校の授業に追いつくように数学の集団授業を受講していました。中学1年生の一番初めからアリーナで数学を教わっていたため、常に学校の授業よりも早いペースで基本的な数学の知識を見につけ、学校では数学が常に得意科目でした。中学生の頃からこうしてアリーナに通ったことで最終的に受験の時には土台がしっかり固まっていたと思います。アリーナの数学の授業は先生の講義を聞く一方通行の授業ではなく、初めに少し説明があった後どんどん自分で問題を解き進めていくスタイルであり、授業中や授業後に質問する機会が沢山あるため、2時間の授業の間は常に集中してたくさん演習を重ねることができました。
 高校に上がると高校1年生から高校2年生の夏まで海外留学へ行くことが決まり、さらに医学部を目指したいと思うようになりました。1年間の学習のギャップがあって果たして医学部に合格できるのか非常に不安でしたが、吉川先生と相談を重ね、医学部受験について何一つ知らなかった私に沢山のアドバイスをいただきました。帰国後の高2夏休みより一から高校数学を個別指導で教えていただき、高校3年生に上がる前に何とか数学を全範囲終わらせて集団授業に合流することができました。先生方のサポートがなかったら自力で医学部受験の数学のレベルに追いつくことはできなかったと思います。
 アリーナの良いところはこのように一人一人の生徒に合わせて受験に向けた指導を行ってくださるところだと思います。他の塾ではなかなかこのように柔軟に個人の進度に合わせてサポートをいただけないと思います。数学とともに化学と生物も一から個別指導で教えていただき、化学はその後集団授業に合流し、生物は受験まで個別で教えていただきました。個別指導の先生は医学生が多く、医学部受験に向けた指導に合わせて受験の悩みも聞いていただき、本当に素晴らしい環境で受験を迎えることができました。
 アリーナでなければ留学後の医学部受験を現役で合格することは難しかったと思います。6年間本当にありがとうございました。

 



2022年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

A.Mくん(武蔵高 東京大学理科II類へ進学)

 私はサッカー部に所属し、高3の10月まで部活を続けたこともあり、最終的に余裕を持った合格ではありませんでしたが、部活を最後まで続けたい人や模試の成績が伸び悩んでる人に向けて、私の体験を伝えたいと思います。余裕を持った合格を目指す人にはあまり参考にならないかもしれませんが、合格者の実体験として目を通して頂けたら幸いです。

 まず注意してほしいことは、模試の成績を気にし過ぎないということです。他の人と比べる必要はありません。模試は自分ができてない場所を確認する機会で、大事なのは復習です。かく云う私も高3になるまではやっていませんでしたが、皆さんは次の模試からはやってみてください。

 そして特に伝えたいのは共通テストについてです。吉川先生にも言われていましたが、思ったよりも点数は上がります。恥ずかしながら私の河合塾の共通テスト模試の点数を公開します。第2回546点→第3回599点→プレ共通テスト690点、そして本番は763点(自己採 点は772点)で、217点アップしました。模試の結果が返ってくるたびに不安でしたが、結局本番はそこそこの点数を取ることが出来ました。あと理系の社会については、私は12月から本格的に勉強を始めました。地理の成績推移は第2回59点→第3回35点→プレ共通テスト42 点→本番90点でした。思ったより点数は伸びます。(とは言え、私の場合は危機感をもってやった結果でもありますので、油断はできませんが)

次に英語の単語帳の「鉄壁」には無理に手を出さないことです。「鉄壁」を買おうか迷っているそこのあなた!!今持っている単語帳は完璧でしょうか?ARENAが配ってくれる単語や熟語のプリントは完璧でしょうか?完璧でないなら既存の単語帳で良いと私は思います。私の言う「完璧にすること」とは、関連する単語まで覚えるということです。私はシス単は完璧にしたつもりです。

 ここからは部活で時間がない人へ

 浪人をする覚悟があるなら一校集中をお勧めします。入試問題は学校によって傾向が全然違います。私の場合は、早稲田大学の基幹理工学部の学系IIと東京大学の理科二類の二校受けました が、勉強したのは殆ど後者で、前者は三日前に過去問を解いたぐらいでした。一般には後者の方が難しいとされていますが、正直試験中の感触では前者の方が難しいと感じました。そのぐらい学校別の特徴を掴むのは重要です。思い切って一つの学校に絞ってみてはどうでしょうか。

 あとこれはあまり言わない方がいいのかもしれませんが、捨てる場所を作るのも一つの作戦だと思います。私は英語では解く順番の最後を苦手な英作文にして、最悪、解き終わらなくてもいいと思いながら解いて、模試などでも半分ぐらいの確率で解き終わっていませんでした。実際本 番でも、英作文は解き終わりませんでした。また理科では物理に力を入れていたので、物理に90分かけて、化学は60分で解くという計画にして、時間がかかると思った有機化学の大問は最初から解かない予定でいました。それでも合格することが出来ました。捨てる箇所を作るのは一つ の例ですが、日頃からテスト中の流れを意識し、作戦を立てることが合格への近道だと思います。

 次にARENAの良かったところを挙げたいと思います。

 まずは、時間を合わせてくれることです。部活をやっていると空いている曜日が限られてしまう ので大きい塾だとどうしても日程が合わなくなりますがARENAは一人一人の好ましい日程を聞いてできる限り要望に応えてくれます。とても有り難かったです。
 そして、先生に気軽に質問できることです。私はコミュニケーションが苦手で先生に質問したりしてきませんでした。しかしARENAでは気軽に質問できました。勉強法とかも相談に乗ってもら いました。

 あと個人的には講習の一コマの時間が他の塾よりも長いのもいいところだと思います。正直、 部活が終わった後に約3時間の授業を受けるのは大変でしたが、1日の勉強量を確保するという点ではとてもためになったと思います。因みに私は、3時間が集中力の限界と考えていて3時間経っ たらちょっとした休憩をとるようにしていました。

 勉強法についても少し触れておきます。部活を引退してからの勉強法です。私は計画を立てるのが苦手だったので一日の勉強計画を厳密には決めていませんでした。私は 今日絶対にやることを何個か朝思い浮かべて一個ずつこなしていき余って時間にやりたいと思った勉強をしていました。例えば、数学の問題3問、リスニング30分といった感じです。これ以 上やっても良いのですがここまでは最低限やろうという指標です。特に英語とかは毎日コツコツ やらないといけないとわかっていても中々手が出せないものです。私は1日1時間は英語をやるように心に決めていました。計画を立てるのが苦手な人は是非試してみてください。そして、勉強時間を測っていました。前日の自分の勉強時間を意識することでもう30分頑張 ろうと思えたり、今日は昨日より頑張れたなと思えたりします。時間を測るメリットはもう一つ あってそれはサボれないことです。勿論勉強は質が大事だとは思いますが部活をギリギリまで続 け時間のない私には時間も質の捨て難いものでした。私は日々の勉強時間を友達と共有すること でこのサボれないという効果を高めていました。

 以上で言いたいことは全部言えたと思います。長くなりましたがこの体験を少しでも参考にして くれたらなと思います。

 最後に、ARENAの先生方本当に有難う御座いました。
(参考)東京大学の得点開示データ

 



M.Sさん(九段中等教育学校 東京慈恵会医科大学医学部看護学科へ進学)

 私は高1の初めにアリーナに入りました。中3から他塾に通っていましたが成績は上がらず、途方に暮れていたところ出会ったのがアリーナでした。

 最も絶望的だったのは【英語】でした。吉川先生はそんな私の現状を丁寧に把握し、太田先生を紹介してくださいました。高1の頃は学校の授業で疲れてしまってなかなか通塾できませんでした。コロナ禍で休校となったところで、太田先生は「集中力が続く40分のオンライン授業をほぼ毎日実施する」ことをご提案くださり、それは私にとって驚くほどの効果がありました。

 正直、英語は諦めかけていたのですが、太田先生は硬軟織り交ぜた巧みな授業で、忍耐強く指導してくれました。怠け心も地味な努力も見逃さず、いつも真正面から向き合ってくださいました。特にshadowingはあまりにも地道な反復でしたが、先生が仰る通り、大変な効果がありました。夜中に録音を送っても、先生は「頑張りましたね!」「発音がよくなっています!」と、すぐに返信をくださったことは、いつも私の励みになりました。先生から褒められると私はとても嬉しくて、もっと頑張ろう!という気持ちになりました。底辺の英語力が劇的に上がったのは、頑張ろうという気持ちを受験まで持ち続けることができたからだと思います。それは、太田先生が最後まで私と一緒に走ってくださったおかげでした。本当にありがとうございました。

 そして次に困っていた教科、【化学】。吉川先生は私に負担がないよう、評判の良い動画授業もご紹介してくださいましたが、悲しい事に「化学のそもそもの基本」が私になかったのでそれも理解が難しく、アリーナの青木先生をご紹介くださいました。青木先生の授業は丁寧で理解を深める事のできる授業でした。そして自分から問題集を解きたい!と意気込むことが出来るほど、成長することができました。

 それまで手が回らなかった【生物】は、年末頃から阿部先生に教えて頂きました。阿部先生の授業は、端的にポイントを押さえながらも、気さくでとても楽しい時間でした。私立受験で生物の記述が必要だったことから、受験直前まで授業を入れて頂きました。生物の複雑な構造をイメージしやすい授業だったので、短期間で内容を詰め込むことができました。

 最後に残っていたのは【小論文】でした。小論文は私立対策のため「共通テストが終わったら肥後先生にお願いしましょう」ということになっていました。肥後先生は、本当に温かさの塊のような先生でした。自分の言いたいことがうまく伝えられない私に、「こんな風に言いたいのかな?」「とてもよい考え方ですね!」など、私が嬉しくなるような言葉をたくさんかけてくださいました。数時間の短い授業でしたが、小論文を書くスキルを上げ、私に自信をくださる授業でした。

 高1、2でお世話になった、【数学】の森平先生、長岡先生も優しい先生で、安心して教わることができました。

 皆さんもおっしゃるように、アリーナの先生はとても温かい先生ばかりでした。理解する事の楽しさ、その成果を実感できる嬉しさを教えてくれたのは、アリーナの先生達でした。

 そして次々と難点が見つかる私を最後まで見放さず、最適な先生をご紹介くださった吉川先生。いつも私の体調を気遣い、無理をしないことを最優先に考えてくださった吉川先生には、塾を超えて絶大な信頼を寄せておりました。(不安だった面接対策にご尽力頂いたこと、とても有難かったです。)

 最後に、私自身をここまで引き上げて合格に導いてくださったアリーナに、心から感謝申し上げます。
 本当にありがとうございました。

 



M.Uさん(東京学芸大学附属高 横浜市立大学医学部へ進学)

 私は高校1年生の冬からアリーナで吉川先生に数学を教わりました。同学年のクラスに追いつくために、個別での授業や、1学年下の授業の受講など、必要な事が効率よく学べる環境をすぐに整えてくださったことで、高校2年生から、数Vの学習で好スタートを切ることが出来ました。私がアリーナで最も助かったと感じることは、数Vの大まかな分野を学校や他の塾よりも早い時期に終わらせて、演習の時間を長く取ってくれたことです。これによって直前期に共通テストや他教科の勉強に時間を割くことが出来ました。私は世界史や生物など暗記科目が多かったので尚更です。

 また、高校3年生の春から太田先生に化学を教わりました。暗記ではなく理解するための授業をして下さって、学校の授業だけでは絶対に得ることのできない感触を得ることができました。一回の授業での情報量がとても多く復習が大変でしたが、持っている教材を併用して自主的に問題演習に取り組んだことで、少ない時間の中でも入試問題を安心して解けるレベルにまで化学を得意にすることが出来ました。

 少人数で柔軟性のある授業はとても自分に合っており、「出来るようになっている」という実感を常に得ながら受験勉強をすることが出来ました。教えてくださった先生方、本当にありがとうございました。


 



Y.Kくん(筑波大附属高 筑波大学医学部へ進学)

 私が受験を完遂出来たのは、自分ならできる、という強い意識があったからだと思う。目標を達成出来るはずだという確信があってこそ、モチベーションも維持できるというものだ。

 その点でアリーナは私には合っていた。大人数での集団授業を行う有名塾にも通っていた事があるが、周りに埋もれながらの勉強は、私の目には効率化されすぎているように映り、自分のペースを崩すきっかけになってしまった。アリーナでは個人個人をしっかりと見てくれるので、自分の状況を認識し、主体的に勉強に取り組むことができた。

 なにかに取り組む上で重要なのは、自分に合ったやり方を見つけ、実践することだと日々実感する。そこに関して私は、良い選択が出来たのだと思う。

 



A.Tさん(鴎友学園高 九州大学芸術工学部へ進学)

 高校2年生の4月から約2年間お世話になりました。ちょうど数学の塾を探していた時に、既にアリーナに通っていた同級生から紹介してもらい、入塾を決定しました。
 入塾当初は数学が苦手になりかけていた頃でした。これからどのように勉強していけばいいのか分からないという状態でした。

 そんな私でしたがアリーナで数学を学ぶようになって、やがて解き方が瞬時に視えるようになりました。入塾してから約1年が経つと、自分でも明確に数学の伸びを感じ始めました。 数学の演習量が増え、解法の引き出しも増えたことによって、模試や国立二次の数学の問題を解くことが楽しくなりました。

 具体的にアリーナで良かった点を2点述べようと思います。

 まず、アリーナで扱うもの全てが良問だったという点です。質の高い問題なので、解けば解くほど力がついていくのを感じていました。私は、アリーナで解いた問題を次週の授業までに必ず解き直していました。その結果、解法のポイントはもちろん、問題に自分でとりかかる思考力を身につけることができました。

 2点目は生徒一人一人を見てくれるという点です。少人数制の塾ならではの良さを感じました。ほどよい距離感を保ちつつも、必要なときに的確なアドバイスをもらえました。そして授業は生徒に合わせて構成されていました。毎年同じプリントを使うのではなく、授業に来ている生徒の顔ぶれから考えて、プリントを作成してくれました。

 今振り返ると、この塾なしでは受験数学を乗りきれなかったと思います。入塾当初は扱う問題が難しく感じ苦労したこともありましたが、解きごたえがあったからこそ成長できたのだと思います。

今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。

 



T.Eくん(武蔵高 横浜国立大学都市科学部へ進学)

 私は高校1年の途中から高3まで、ARENAに数学でお世話になりました。私は中学のころから、数学が苦手で、学校の授業でも上手く理解できず、何が分からないのかも分からないような状態であり、惨憺たる成績でした。そこで、見かねた母が探して勧めてくれたのがARENAでした。大人数の集団授業が肌に合わないと感じていた私には、ARENAの少人数授業や、先生との距離の近さが魅力的でした。吉川先生の授業は、各単元の基本原理から高度な部分まで、丁寧に生徒の理解度を確かめるように進められたので、とても分かり易く、納得できました。ARENAに通い始めて以来、学校の数学の成績も上振れ始め、早速その効果を実感したのを覚えています。そして、次第に苦手意識が薄れ、臆することなく数学の問題に挑めるようになりました。進路選択の際に、理系を選び今の進路に辿り着けたのも、ARENAのお蔭で数学ができるようになってきたことが大きいと思います。

 そして、受験期に入ってからは、吉川先生の豊富な指導経験に基づき、生徒の志望校の出題傾向に合わせて選んだ問題と、生徒の弱い部分を抽出した問題とによって、数学の力が増しました。

 夏休み前には、ARENAに通い始める前に学習した単元が疎かになっている旨を相談したところ、適当な問題集を教えて頂き、この中でできなかった問題を繰り返し解くようにアドバイスを頂きました。この問題集と夏休み前の授業の復習によってさらに力が付きました。2学期以降はARENAの授業と並行して過去問に取り組みました。この際に、吉川先生の「全くわからなくても10分は考えてみる」というアドバイスに則り演習を行ったことで、徐々に解ける問題が増えていくことが感じられました。最終的には、前期試験の大学には及びませんでしたが、後期試験では数学で苦戦することなく合格を手にすることができました。試験科目が理系科目のみである後期試験に合格したと、ARENAに通う前の自分が知ったら驚くことでしょう。

 また、理科(物理と化学)に関しても得意とは言い難い状態だったため、ARENAにお世話になることも検討しましたが、自宅が遠いこともあり、独学を貫くことに決めました。両科目とも主に「重要問題集」を使い、分からない箇所は教科書を復習して、それぞれ3周程度解きました。その結果、成績も上向いてきて、全科目の中で足を引っ張ることもなくなりました。特に物理に関して、高1の終わりの時点では、ARENAに通う前の数学に似た、惨憺たる様相を呈していたため、「重要問題集」に比して幾分か易しい、「物理のエッセンス」を「重要問題集」に取り掛かる前に挟み、自分の水準に合わせながら演習を進めました。
 大学受験が終わって振り返ると、吉川先生には数学だけではなく、全体に適用できる「出来ない問題を出来るようになるまで繰り返し解く」という勉強法を教えて下さったと思います。約3年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。


 



2021年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

M.Tくん(海城高 名古屋大学医学部へ進学)

 私は中1から高3まで6年間ARENAにお世話になりました。通学定期券で通えたこともあり、頻繁に授業以外の日も訪れて自習させていただきました。 私が入試を良い結果で得られたのは、特に中学の早い段階からARENAに通いながら勉強を続けた、その積み重ねだったと思っています。中学受験が終わった後、それまでと比べて真面目に勉強しなくなってしまうのは普通なことだとは思います。が、そんな中でも適度な強度で勉強を続けられたのは、中学生向けの、勉強をする気の起こる雰囲気の授業だったと思います。

 本格的な受験期に入ってからは、進路に関する相談や、実力を補うために必要なプリントなどを個別にくださるなど、丁寧なサポートがあり、そのおかげで合格することができました。

 自分が大手の大人数集団授業の形式や雰囲気が慣れなかったこともあり、この塾は何から何まで自分にぴったりでした。この塾を真に信頼していたからこそ、合格を勝ち取れたと思っています。本当にお世話になりました。 (参考)名古屋大の得点開示データ

 



K.Hくん(学習院高 順天堂大学医学部へ進学)

 僕は高校1年生からアリーナでお世話になった。数学を3年間、化学を2年間習っていた。数学は高2まで集団がメインで、高3は集団と個別指導の両方で習っていた。化学は高2からずっと個別指導でお世話になった。

 僕は、はっきりいって数学が苦手かつ嫌いであったため、高1の時点では学校の授業ですらついていけない状況であった。しかし、アリーナの数学の授業はとても手厚いため、受験本番では何とか周りの医学部受験生に追いつくことが出来た。大の苦手であった数学が普通の出来になった程度ではあるが、大きな進歩である。こういうことを書くと怒られそうではあるが、数学が苦手だったり、嫌いであることを自認している人は、得意科目にすることよりも、まずは周りと同じくらいにできるようになることを目指すべきだと思う。これを達成するのには、アリーナはとても向いている塾といえると思う。極めて生徒本位な塾だからである。数学は基本的に吉川先生が担当されるが、生徒のことをよく観察してくれているため、不出来でも置いていくことはないし、各自の問題点もしっかり指摘くれる。質問はその場でもできるし、授業前、授業後など、いつでも受け付けてくれる。多くの塾ではその場で質問をぶつけるというのはなかなか難しいものである。アリーナの授業の雰囲気はアットホームであり、良い意味で緩い。

 また、個別指導でも大変お世話になった。個別指導の先生は大学生/大学院生であるが、非常にしっかりとした人が教えてくれた。勉強がただできる人ではなく、人格も素晴らしい人たちであったので、良き相談相手にもなってくれた。大手予備校に通っていなかった僕の化学を医学部入試レベルにまで引き上げてくれた先生方には感謝している。数学に関しても、厳しいことも言う先生でもあったが確実に僕の数学を伸ばしてくれた。

 僕は結果として第一志望としていた学校に合格することが出来た。これはアリーナのおかげだと思っている。落ちこぼれの僕を引き上げてくれたアリーナには本当に感謝している。学校の成績を伸ばしたい人、受験勉強をしたい人、どんな人にでもアリーナはお勧めできる塾である。

 



A.Mくん(東京農大一高 神戸大学工学部へ進学)

 私は、高校1年から3年間、ARENAにお世話になりました。

 私がARENAを通して学んだことは、「勉学に対して丁寧に取り組む」ということです。これは具体的には、例えば数学である問題を解いたときに、解いて解説を見て終わりにするのではなく、常に「まだ他の解き方はないか、まだこの問題から学べることが残っているのではないか」と考えることです。言い方を変えれば、一問一問を大切にするということです。

 アリーナの授業は、この勉学に対する丁寧さをより深く意識できるような授業でした。例えば吉川先生は数学の授業は、大前提として生徒のレベルに合わせて問題が作られていて、問題演習と一番オーソドックスな解説の後に別解を紹介されることが多く、さらに自らが考えてきた解き方についても質問すれば授業後に添削してくれて、とても助かりました。また、質問に行った際も自らが理解できるまで、言い方を変えて何度も説明してくれました。実際、そのような授業を受けていく中で私は高校3年生の時、数学の勉強に関してはほぼアリーナの授業の復習しかしていませんでした。

 その中で私は常に、アリーナの先生の「復習は他の人に説明できるところまでやる」という発言を意識して行いました。それに加えて次の日にやっったことをその2週間後にもう一回行うなど、きちんと計画を立てて丁寧に行なっていく中で確実に力がついていくのを実感していました。高3の頃は、周りの人が様々な問題集や、早い頃から過去問をやっているのを見て、焦ってしまうこともありましたが、アリーナの先生のおっしゃっていた「背伸びせず、自分ができるところまでをきっちり完璧にする。多くの受験生はそれができていないが、できれば合格できる」という言葉を思い出し、吉川先生の授業の復習などをより丁寧に完璧に行いました。その結果、ずっと授業の復習をする選択をしたため、あまり過去問を解かなかった自分でも私立国立ともに数学で引っ張ることができ、結果として国立の第一志望に合格できました。

 最後になりますが、アリーナの先生方がいらっしゃらなければ確実に第一志望の大学に合格できませんでした。また、アリーナという塾を通して、勉強面だけではなく人間としてもとても成長できたと思います。アリーナで学んだ全てのことを今後も生かし、いつかアリーナの先生方のように、他の人を導くことができるような人になりたいと思います。本当にありがとうございました。

 



2020年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

K.Oくん(海城高 日本医科大学医学部へ進学)

ARENAには中学3年生の時に入塾しました。私の通う学校が中高一貫校だったため、入塾当初、私自身は大学受験のことを全く意識しておらず、学校の先取りを目的に通塾していました。そのため、吉川先生からは受験で高校に入った高校1年生のクラスに入ることを勧められました。実際に入ってみると、最初はわからないこともありましたが吉川先生は私含め生徒一人一人を見て進度を調整してくれて、中3にしては少し早い単元でも無理なく理解でき、ついていくことができました。

高2になってからは本格的に受験を見据え数学に加え、化学を受講しました。化学は最初に基礎的でありながらかなり詳しいことを教えてもらい、今までの学校で習うよりも深い理解ができたと思います。そして以降の内容もハイレベルで、大学の内容なんじゃないかと思ったことも多々ありました。この授業を二年受け続けた結果、化学は本番の入試でもかなりのアドバンテージになりました。入試を終えてみて、先生の授業は大学合格だけを目的としているのではなく、その先の勉強を意識したものだと感じました。医学部の授業にもしっかりと役に立つような勉強ができて、受けてよかったと思います。

数学に関しては、単元ごとにかなりの演習をこなて土台ができ、その分野での考え方が身に付きました。また、高3になってからは、さらに過去問を中心とした演習と、私大医学部のような少し癖のある、知識系の問題をそれぞれこなす授業を受け、本番への準備がしっかりとできたと思います。実際、習った解法をそっくりそのまま使う問題が私の受験した大学入試で出題されました。そのほかの問題でも、授業で身についた考え方がかなり役立ったと思います。

ARENAの特徴は、先生と生徒の距離感が近く、アットホームなところです。授業中や自習中でも分からないところがあればすぐに質問でき、自分の弱点の単元を言えばそれを補強する問題を提供してくれます。しかし、先生側からの干渉はあまりなく、受験をするのはあくまでも私たち生徒自身であり、どのような勉強をするかはそれぞれが決めるものというスタンスで私たちをサポートしてくれました。人によって合う勉強法というのは違うと思いますし、私は私なりの勉強法を見つけ、現役での医学部合格をつかむことができました。それにはやはり先生方のサポートのおかげでARENAでの勉強が楽しく有意義なものとなったことが大きな要因でした。

大学生になっても、医師になっても、勉強は終わりません。ARENAで勉強できたことはこれからの私にとって、かけがえのない経験になったと思います。

 



A.Iさん(東洋英和高 立教大学法学部へ進学)

私は、高校2年生の夏に塾に通い始めました。入塾にあたっていくつかの塾を体験しに行った 中で、知人から進めていただいた塾がARENAでした。少人数のクラスの雰囲気が私に合うと感じ たためARENAに決めました。

私がARENAに通ってよかったと思う点は2つあります。

1つ目は、指導が細やかである点です。現代文のクラスでは、記述式の回答を先生が添削してく ださり、点数をつけるだけでなく、何が足りなかったのかやどこの点に注意するべきであったの かなどと細かく回答を分析してくださりました。その結果、文章の中で注意するポイントや、回答のまとめ方などを学ぶことができました。日本史のクラスでは、授業に加え、課題等をレベル に合わせて出してくださいました。先生が地方に行かれてからも、オンラインでの授業を始め、一問一 答の時間を取ってくださったり、受験直前期にはセンター対策、私大のテーマ史、出題されそうなポイントなど細かくサポートをしてくださり、隅から隅まで日本史をカバーすることができました。私は、塾に通い始めた当初、日本史の知識がほとんどない状態だったのですが、先生が作ってくださっ たオリジナルのプリントとおもしろい授業、細かいサポートにより、センター試験では自己採点で満点をとるところまで日本史の知識を身に付けられました。

2つ目は、生徒のことを尊重してくださる点です。例えば、通常授業に参加していなくても季節講習のみ英語のクラスに参加させていただきました。飛び入りでの参加でしたが、通常授業を取っている生徒と変わりなく授業中に当ててくださったり、声を掛けてくださり肩身の狭い思いをせずに授業を受けることができました。また、入試で漢文を使用しないため、古文・漢文のクラスでは古文のみ参加することなども可能でした。直前の冬季講習では、センター現代文のクラスを 作っていただき、結果、センター利用で希望の学科に合格することができました。

このように、 生徒のニーズに合わせ、柔軟に対応してくださる塾は珍しいと思います。必要な時に必要な授業だ け受ければいいというスタイルは、自分でそれぞれの科目の時間配分を決めたかった私に合っていたのだと、受験勉強を振り返って改めて感じます。

以上の点以外においても、面接や質問などを通して様々な点から、受験勉強をサポートしてい ただきました。通常授業は週一回の現代文のみ。後は、日本史の先生の電話での授業と、季節講習での英語と古文だけという、周りの受験生と比べたら、圧倒的に塾に行っていない私が、第一 志望に合格できたのはARENAの、生徒が自由に学ぶことのできる環境とそれを全力でサポートし てくださる姿勢があったからこそだと思います。私の受験生生活が密度の濃いものとなったのは ARENAのおかげです。1年半、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 



2019年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

J.Tくん(栄東高 東京海洋大学海洋生命科学部へ進学)

 中学受験ではなんとか「選抜」に受かったものの、今から考えると自分で課題を見つけて学習するスタイルが身についていなかった。中学時代は塾をいくつか変えてみたが受け身の学習スタイルではどの塾に行っても成果が出なかった。当時の自分は、中学受験後のスランプで、「伸びきったゴム状態」だったのかもしれない。

 実は、今は社会人になっている兄もアリーナにお世話になっていた。兄は数学が大の苦手であったが、こちらにお世話になって駿台模試で全国上位を取ってきたことは我が家の伝説になっている。アリーナの力量は親も十分理解していたが、ここは最後の砦的な存在で、「アリーナでダメだったら大学受験は諦める」くらいの気持ちでいたようだ。

 高校になって流石にこれ以上の成績降下はまずいと思った。親も「大学進学は諦めることになっても仕方ない」くらいに思い始めていたようだ。そしてついに「アリーナ」の門を叩くことになる。どの先生も濃いキャラクターの持ち主である。指導経験豊かで「授業についていけば大学受験では上位層になる」的なオーラがあった。実際そうだと思う。授業のレベルはとても高い。

 自分は英語が全くダメで、塾内のテストでは毎回お粗末な点数を叩き出していた。ひどい状況であったが山本先生は、ガツンと叱ったりせず見守ってくださった。頭を抱えた吉川先生はあの手この手で支えてくださった。集団授業の他に個別も受講した。忘れやすく定着が悪いとの判断から、1回の授業を2回に分けて実施して回数を増やしたり、タイプの異なる講師の先生の授業を検討してくださったり、授業の2〜3日後に確認テストを実施してくださったりと、次々に手を打ってくださった。アリーナ史に残るくらいの英語ダメ人間の自分でも見放さず、かといって適当に扱うことなどもちろんなく、最後の最後まで塾ぐるみでみていただいた。個別でお世話になった肥後先生は打っても響かない自分の英語の状況に呆れたり、感情的に叱ったりも全くなく、我慢強く、実に丁寧にわかりやすく教えてくださった。

 英語をはじめ、コツコツ型の教科に苦戦しているうちにいよいよ志望校を決める時期になった。植物や生き物が好きな自分は、生物系の学部とぼんやり考えていた。いくつかの大学を見に行ったが、志望校を絞りきれずにいたとき、吉川先生の一言が、受験校を決める決定打になった。「『どの大学に行けるかではなく、どの大学に行きたいか』だ、だから受かっても行かないつもりの大学は受けないこと。」この言葉は迷っていた自分の気持ちを実にスッキリさせてくれた。結果、行く気のある大学のみを受験することにした。国立、前期後期で2校、私立2校、2学部。全部で受験に行ったのはセンターの2日を合わせて6日だけ。今思えば、このアドバイスのおかげで、センター試験後の勉強の時間を無駄にせず、国立に向けて集中して勉強することができた。

 進学校である高校の担任は冷や汗ものだったようだ。とにかく受かってから考えればいいのだからと、たくさん受験することを奨められた。「ダメだったら浪人します!」と捨て台詞で面談を終わらせたが、自分の成績を考えると担任の気持ちもわからなくはなかった。

 大学を見て廻って、恵まれた環境の国立大学に絶対入りたいと思っていた。好きな分野の勉強を思う存分してみたいという強い気持ちが、浪人することになるかも知れないという不安な気持ちを上回っていたのだと思う。

 受験が近づいてくると、国立大学に目標を定めたことで内容的にもブレない形で勉強に集中できた。まずセンター試験でできるだけ点数を稼ぐこと。「アリーナ」でしっかりサポートしてもらった自信もあってか、苦手だった英語は長文をしっかり読んで理解でき、それまでの模試を大きく上回る得点を取ることができた。国立の志望校は自分のそれまでの成績では、高望みと言われても仕方のない大学であり、模試の判定はいつも「E判定」。出願すら無謀と思える大学であったが、「アリーナ」の先生は、最後まで応援してくださった。それも志望校に合わせて過去問や出題傾向など具体的に分析した上で、苦手な単元は必要に応じて個別の時間を捻出し、かなり綿密に指導してくださった。試験本番でもできるだけのことをやったという気持ちが自信となり、落ち着いて問題に向き合うことができた。

 前期試験の直前、吉川先生から「複素数平面の補習授業を受けてみないか?」という声かけをいただいた。行ってみると自分ともう一人だけの授業だった。「集団授業で十分消化できていないようだったから。」とおっしゃっていた。大手塾よりはるかに少ない内部生であるが講師の先生も多くない。一人一人の生徒に対して面倒見が良いので受験期はひどく忙しいと思われる。そんな中、たった二人だけのために数時間も時間を割いて熱心に最後まで指導してくださった。そして、そこで扱ってくださった問題が、国立の前期試験で出題された。どの生徒がどの分野を苦手としているか、また、どの単元が志望校で頻出されるかなど、大学受験を知り尽くしている見事さで千里眼のようだと思った。

 アリーナという力強い応援団はいたものの、自分の力不足で残念ながら国立の前期試験ではいい結果が出なかった。残るは国立の後期試験のみとなった。海洋大はセンター試験の持ち点と論文という試験。私としては悪くなかったセンターの結果も、国立の後期は猛者が集まってくる。過去のデータを見ても自分のセンターの持ち点は合格者平均よりずっと下で、その点数で受かっているのは1人しか見当たらなかった。とはいえ、自分で決めたこと、弱音は吐いていられないので論文対策を全力でやった。何が何でも合格して、後に続く自分みたいに勉強ができない受験生に希望を与えてあげたいという気持ちもあった。

 海洋大はある程度の専門的な知識や、記述力を求められる上、しっかりした論文の形を完成させる必要があった。そこでも力強かったのはアリーナだった。生物の中澤先生は超多忙な方で、対面の授業の時間は取れなかった為、メールで添削してくださった。抑えておくべきテーマもアドバイスしてくださった。本番ではピンポイントでそのテーマが出題され、自信を持って書きあげることができた。(中澤先生、本当にありがとうございます!)

 発表の時、自分の番号を見た瞬間は一生忘れない。

 吉川先生はじめ、アリーナの先生方へ
 ご心配をかけたと思います。
 結構きつかったけれど無事にゴールのテープを切ることができました。

 ご報告とお礼に伺った時の吉川先生、山本先生、肥後先生の嬉しそうで、とても安心した表情を見て、本当に心配かけていたのだな・・とつくづく思いました。最後まで見放さず、人生の宝物になる受験期を過ごさせていただき、本当にありがとうございます。

 船に乗って海外に行く経験ができたり、自然や生き物、環境のことを研究して社会に役立たせたり、望めばやりたいことが手に入る環境が整った大学で、有意義な学生生活を送るつもりです。

 



Y.Kさん(晃華学園高校 順天堂大学医学部へ進学)

 私は中1から6年間ARENAでお世話になりました。国公立医学部を第1志望としていたので、科目は国語、数学、理科(化学・生物)、英語、倫政を勉強していました。ARENAでは数学・化学・英語を受講し、それ以外の科目は学校の授業と自学自習と決めていました。

数学は、小学生のときからずっと苦手意識があり、高2の時点ではとても医学部を目指すような成績ではありませんでした。基礎からやり直さなければならなかったので、吉川先生にはご心配をおかけしたと思います。高3の前半は、基礎を固めると同時に、ARENAで扱った問題の復習に力を入れて勉強しました。その結果、秋頃には徐々に解けるようになり、本番ではある程度の難易度の問題なら健闘できたのではないかと思います。また、ARENAには数学が得意な生徒さんがたくさんいて、高3になってからは特に良い刺激をいただきました。

中学からずっと得意だった英語は、正直言って一生懸命机に向かって勉強した記憶はありません。それでもずっと成績をキープできたのは、ARENAで毎週レベルの高い単語と熟語、長文問題に触れていたからだと思っています。高2までに高3範囲の知識や読解力はほぼ身についていたので、高3になってからは他の科目に集中できました。また授業で山本先生が、日常会話で使うようなフレーズや、面白い表現について教えてくださったことで、より英語学習に対するモチベーションが上がりました。

私が6年間通い続けられたのは、ARENAの先生方が自分のペースに合わせて下さったのが大変大きいと思います。私は何事も自分でなんとかしたいタイプでしたので、その点でも、先生にご心配をおかけしたと思います。それでもあれこれ言わずに私を見守ってくださいました。少人数制でアットホームな塾なので、助けが必要な時には本当に親身になってくださいます。

これからARENAで勉強を続ける皆さんには、最後まで自分を信じて、先生方のお力をお借りしながら頑張って欲しいと思います。どんなことがあっても最終的には、「諦めないこと」が一番大切です。

 



K.Nさん(麻布高 一橋大学商学部へ進学)

 ARENAには中3から数学でお世話になりました。試験直前すら勉強せず数学では毎回赤点ギリギリだった自分に見かねた母が、最後の頼みの綱として少人数指導のARENAに入塾させたようです。

 受験を意識していなかった高2の前半まではお世辞にも意欲的に数学に取り組んでいたとは言えませんでしたが、そんな不真面目な自分に対しても理解できるまで根気強く解説をして頂き、お陰で定期試験の点数も少しずつ上がっていきました。

 その後高2の冬に志望校を一橋商学部に決め、腰を据えて勉強を始めました。当時まだ数学が苦手だった自分は、文系では最も難しいとも言われる一橋の数学が1年で解けるようになるのか、しかも数学の配点が高い商学部に合格できるのか不安でした。しかしARENAで生徒の習熟度を考えて毎授業ごとに編集される問題を解き、解法の丸暗記を絶対にさせない吉川先生の解説を受けて着実に数学の力を上げていくことができました。結果、1年間で数学の偏差値は15以上も上がり受験本番では数学には自信を持って望むことができました。また先生との距離がとても近いため、受験期の尽きない不安もすぐに先生と相談することができ、自分の勉強の進度や方法を逐一確認して安心して受験生活を送ることができました。

 1年前は商学部を目指すとは言いながらも数学ができるようになるとは夢にも思っていませんでしたが、ARENAでは自分の無謀な目標に対して最高のサポートをして頂きました。努力が実った経験は一生の財産になると思います。

 ARENAの先生方、特に受験期にお世話になった吉川先生、本当にありがとうございました。

 



M.Sさん(世田谷学園高 東京大学文科2類へ進学)

 私は中1から高3まで、6年間ARENAにお世話になりました。小学生の頃は算数が苦手で、数学を武器にできることを目指して入塾しました。

   中1から高1まではほぼARENAの授業を中心に数学を学んでいましたが、自発的な学習は全くしておらず、数学の成績は決して良いとは言えませんでした。高2になって本気で東大を目指すようになり、数学の勉強に本腰を入れるようになり、ARENAでの数学の勉強にも真剣に取り組むようになりました。

 私はARENAを、自分の数学の力を測る実践の場と捉えていました。生徒の弱点を突いて毎回作成される問題には毎回苦しみましたが、時間を決めて取り組むことによって効率よく知識の穴を埋め、思考力を培う絶好の場となりました。

 AERENAのアットホームな感じは大手予備校と掛け持ちする私にとって受験生活に気持ちの休まる空間を提供してくれたように思います。結局、数学を強力な得点源とすることはできませんでしたが、それでも東大合格に足る得点を取ることができたのは、先生方の指導のおかげだと思います。ありがとうございました。

 



Y.Sさん(女子学院高校 滋賀医科大学医学部へ進学)

 私は中2から通塾し、数学と物理と英語でARENAにお世話になりました。

 数学は中2から5年間ずっと受講していました。私は応用から発展レベルの問題を解くのが苦手で、模試の成績も今一歩だったのですが、特に高3の1年間でレベルの高い問題を解く練習をたくさんして頂いたおかげで、難しい問題に対して複数のアプローチの方法を考えることが少しずつできるようになったと思います。初めは、どうせ解けないからと投げ出していたような問題も多かったのですが、だんだん以前は解けなかった問題も解けるようになり、実力がついたように思います。

 ARENAは先生と生徒の距離が近く、分からないことをすぐに質問できたり、生徒それぞれの様子に合わせて解説を加えて頂いたりできて、私にぴったりの塾だったと思います。

 受験直前は毎日不安で不安で仕方ない日々でしたが、吉川先生や鈴木先生をはじめとするARENAの先生方のおかげで、無事医師への第一歩を踏み出すことができました。

 本当にありがとうございました。

 



2018年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

T.Oさん(女子学院高 ハンガリー国立センメルワイス大学医学部へ進学)

 ARENAには中3から物理、数学、化学でお世話になりました。

 初めは国立医学部志望だったのですが、高1の冬頃から海外の医学部への進学を考え始め、学費、EUを含む複数の医師免許が取れること、学内のグローバルな環境などに魅力を感じてハンガリーの医学部への進学を決めました。

 受験に際し、理科3科目を英語で、筆記と口頭試問により審査されること、試験範囲が広く浅く、日本の大学範囲の内容まで含むことに不安がありました。しかしARENAの先生方はイレギュラーな私の受験にも親身になって対応してくださり、本当にありがたかったです。

 吉川先生、ARENAの先生方、色々と問題児だった(笑)私を見捨てずご指導くださり、本当に有難うございました。海外の大学は入ってからが勝負と言われ、私の大学でも学年の上位1/3に入らないと医師になれないとされています。不安は大きいですが、そこで得られる多彩な学びに期待して、ARENAで教えて頂いたことを糧に精一杯頑張ります。そして、困っている患者さんを世界のどこでも助けられる医師になれたらと思います。

 



A.Aさん(頌栄女子学院高 東京工業大学6類へ進学)

 私は現役の2年半と浪人の1年、ARENAにお世話になりました。

 ARENAの良かったところは、なんと言っても、少人数制であるところでした。少人数制の良いところは2つあると思います。

 1つ目は、受講生の希望や状況を考慮してくださる点です。私は高校3年の5月末まで部活をしていましたが、自分にとって一番大切だったものを納得いくまでやり通せたのはこのおかげです。

 2つ目は、他の友人に刺激をもらえるところです。先生が他の生徒の良い解法、解答を説明してくれたりするので、周りに負けないように頑張ろうと思えました。

 現役では納得いく結果を出すことができず、合格を頂いた大学に進学せずに浪人することを決めました。学校の友人たちには、浪人を選択する人がほとんどいなかったのですが、迷うことはありませんでした。アリーナ で勉強した時間が楽しかったからだと思います。

 浪人の1年間は、想像をはるかに超える厳しい時間でしたが、困ったときには先生方が助けてくれましたし、多くのアドバイスもいただきました。

 これからは、この1年が必要だったと思えるように勉強していきたいです。

 本当にありがとうございました。

 



S.Mさん(実践学園高校 慶應義塾大学商学部へ進学)

 私がARENAに通い始めたのは高校二年生の頃でした。私は受験に向けて得意科目を増やそうと日本史と英語の授業を取り始め、高三からは、数学を加え計三教科指導していただきました。

 日本史では、八長さんが細かくわかりやすい説明と、歴史の裏話などを含め授業を行なってくださいました。日本史の授業というのは普通先生が淡々と説明を行い進行していくものですが、八長さんの授業ではアットホームな雰囲気で行われる少数のクラスだからこそ、一方通行の授業ではなく、私たちは何でも質問することができます。

 また八長さんは私たちが感じた疑問点を解消することにとことん付き合ってくださいました。そして、授業外でも一問一答や生徒それぞれのニーズにあわせた資料の作成を行なってくださいました。

 私は慶應を志望していたので、直前期には記述解答作成のための授業も受けました。ただ解答を見てくださるだけでなく、私が忘れている知識の確認に加え既知の知識の内容理解を深めてくださったことは本当にありがたかったです。

 このような、生徒個人個人への丁寧な対応は中々全ての塾で行なっていただけることではないと思います。それは、日本史の授業に限ったことではなく、アリーナ全体に言えることです。授業を受けている子の志望校に合わせて使用する過去問を決定してくださり、授業毎にその場で英作文や答えの添削を行なってくださる英語の授業。生徒の苦手や、過去の間違えた箇所を鑑みて扱う問題を決定する数学の授業。これらの授業は生徒のニーズに応え、能力を的確に伸ばすことのできる素晴らしい授業であったと、受験を終えて振り返ってみると心からそう感じることができます。

 また、高い意識を持った方々と一緒に授業を受け、互いに切磋琢磨できたことも私の受験生活において、欠かすことのできない経験でした。直前の追い込み期は、集中して勉強している友達を見て自らを律したり、友達と競争してセンター模試を行ったりしたことで、自らを追い込み頑張り続けることができました。

 アリーナの授業、そこで出会えた先生、友達、全てが私の糧となりました。アリーナに通って本当に良かったです。ありがとうこざいました。

 



2017年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

T.Oさん(筑波大附属駒場高 東京大学文科 I 類へ進学)

 私は中学二年生の夏からアリーナに通い始めました。中学受験での成功から、入学後はほとんど勉強をせず、中でも英語があまりにもできなくなっていたことを受け、一から英語を習うことのできる塾を探していたところ、知人からアリーナを紹介されたことが入塾のきっかけです。

 入塾後は八長先生に半年ほど個人指導をしていただき、中学英語の基礎がある程度完成したのち、稲村先生の少人数クラスに入れていただきました。このクラスには、有名中学に通う生徒ばかりがいて、私も負けじと必死で勉強し、中学を卒業するころには学校でも上位一割に入る英語力をつけることができました。

 数学については、高校二年生から吉川先生の授業を受けさせていただきました。もともと他塾に在籍していたのですが、その宿題の量や大人数での講義に適応できなかったことが、アリーナに転塾したきっかけです。当時は学年最低点を争うくらい苦手だった数学ですが、先生のポイントを絞った講義に助けられ、東大入試本番では80点満点中42点で他の合格者にあまり遅れをとることのない点数を取ることができました。

 アリーナの良さを二点あげるなら、きめ細かい少人数指導と、要点を絞った課題の提示だと思います。進学校に在籍していると、一度遅れをとった教科を自力でできるようにするのは至難の業ですし、これは大量の宿題を課す大手予備校においても同様です。

 高3夏の駿台模試はC判定、秋はD判定だった僕が、結果的に20点ほどの余裕をもった合格(本番は550点満点中373点)となったわけですが、それを実現させるのに、アリーナで受けた指導は不可欠でした。

 本当にありがとうございました。
(参考)東大の得点開示データ  



S.Kさん(攻玉社高 早稲田大学創造理工学部建築学科へ進学)

 僕は、高2からアリーナに通い始めました。

 僕は中学受験のときも大手塾でなく小さな塾に通っていたので似たような雰囲気で質問などがしやすいだろうなと思い、入塾を決めました。大手に行くと多くの受験生と同じ授業を受けて、同じことを習うから差がつけられないと感じたのもARENAに決めた理由の1つにあります。

 最初、数学だけを受講していましたが高3からは英語、化学も通い始めました。驚くのは、初めは苦手だった数学・英語・化学が、最終的に全て得意科目となって得点源になったことです。化学に至っては最初苦手で大嫌いだったのに最後には1番の得意教科となりました。

 なぜ、そこまで成績が伸びたのか、いろいろ考えてみました。理由はたくさん考えられますが、ARENAならではのことを述べると、1つ目は授業でやる演習問題を生徒の弱点や受験校に合わせて先生が変えてくれることです。どの科目においても、特に高3時には生徒が行きたい大学が出しそうな問題、実際に過去に出た問題やその類題を組み込んだ授業を展開し、生徒に合わせて授業をカスタマイズしてくれます。

 また、たとえば英語では4人の、授業で一人一人が書いた英作文や、和訳を先生が回収してコピーしてみんなに配って1つずつ添削を行うなど、生徒の苦手を徹底的に潰す臨機応変な授業が受けられました。

 2つ目は、先生とのコミュニケーションの取りやすさです。大手塾と違って先生と生徒の距離が近いため、いつでも分からない問題の質問や、志望校決定の相談、出題傾向の分析などを気軽に受験のスペシャリストに聞けるというのはとても強みになりました。

 数学の授業でやったプリント類をもう1セットもらったり、化学では先生が厳選した良問の中から苦手分野の演習問題を多めにもらったりと、一般の塾では少しためらうではないかと思われるようなことを、気軽に頼める環境がARENAにはあります。

 上に述べた通り、ARENAではハイレベルな授業に加え、少人数授業だからこその臨機応変な対応、コミュニケーションの取りやすい環境で周りと差をつけることができたと思います。

 苦手科目をいちから教えてもらって得点源にまでしてもらい、第一志望校に受かることができたのは、本当にARENAの先生方のおかげです。

 努力が報われ、第一志望に合格する。というこれからの自分にも自信になるような体験ができてARENAを選んで良かった と心から思っています。

ありがとうございました。
(参考)東工大の得点開示データ  



I.Mさん(東大附属高 北海道大学理系総合へ進学)

 高校2年の秋、理系のくせに余弦定理もわからない「学力どん底レベル」の自分が入塾したのがARENAでした。それまでは「テキストが配られ、ただ講義を受けて、家で宿題をやってくる」という大手予備校にありがちなスタイルの塾に行っていたものの、全く自分には合わず、それどころかテキストの進む量についていけず成績は落ちる一方でした。そこで小学校の時の塾に相談したところARENAを勧めいただき、入塾を決めました。

 しかし、入塾が決まり受験への希望が見えたのも束の間、受難の道が始まります。当時の私の学力では高2のクラスに加わることは難しかったため、数学は高1のクラスへ、化学は追いつくまで個別指導、物理は高3の4月からの速修クラスに入ることになり、いきなり他の受験生との差を痛感することになりました。そして、本当に追いつけるのだろうかという不安と毎日のように葛藤しながら日々を過ごしていきました。

 しかし、ここで心の支えになったのが授業の質の高さと面白さです。数学の吉川先生は適度に雑談を交えつつ分かりやすく、そしてそれと共に受験数学とは何なのかということもわかりやすく教えてくれました。学問としての数学と受験数学は似て非なるものであるということを明確にしてくれたので「受験数学に必要なもの才能ではなく適切なトレーニングだ、やれば誰だってできるようになる」と割り切って勉強することができました。そしてこれは他の教科にも通じることだとも思います。

 そして高3の夏。そのころには物理の速修クラスも波に乗り、化学と数学も高3クラスに入れるようになっていました。勉強内容も学んだ内容を実力にする期間がはじまりました。学校の教科書レベルの問題から入試小問レベルに、そして標準的な入試問題へと実力を引き上げる作業が続きます。私は、自宅学習用に問題集を選んでそれを進めました。もちろん、問題集の選定にあたっては先生方に相談し、またわからないことがあればどんどん質問をしました。自分にあった問題集を好きなところから自分のペースで勉強できたことも、夏の勉強を充実したものにすることができた要因の一つだったと思います。自分で責任で、自分で決めた方法で勉強を進めることができる「自由」が、私には合っていました。

 最終的に自分は第1志望である北海道大学に前期日程で受かりましたが、高2までほぼ落ちこぼれだったこと、最後の模試までずっとE判定だったことを考えると、これは本当に奇跡的なことだったと思います。しかし、それは自分の受験勉強を「自由」のもとに確立させてくれた吉川先生をはじめとするARENAの先生方のおかげがあってこその成功です。最後になりましたが、1年少しの間本当にお世話になりました。ありがとうございました。
(参考)北大の得点開示データ  



T.Iさん(市川高 早稲田大学基幹理工学部へ進学)

 僕はARENAに中1から高3までの6年間、お世話になりました。

 先生方は個性的で授業も面白く、楽しく、アリーナのアットホームな雰囲気が好きで、毎週通うのが楽しみでした。

 そんな僕だからこそ言えるARENAの強みはやはり、その手厚いサポートだと思います。少人数制の授業のため講師との距離が近く、授業中も自分の疑問を講師にぶつけて即解消できるだけでなく、授業外の質問もいつでも受け付けてもらえて、疑問を塾に行けば答えてもらえるという安心感もありました。

 また、ARENAでは受験勉強以外にも、学校の成績対策や英検などの対策も個別に講師の方に対応していただけました。おかげで苦手だった国語や、英検の対策で非常に助かりました。

 最後になりましたが、6年間本当にありがとうございました。ARENAに通えて本当に良かったです。  



2015年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

S.Hさん(筑波大附属駒場高 東京大学文科 I 類へ進学)

 私がARENAに入ったのは中1の冬でした。塾ソムリエを自称するほどいろいろな塾に行った私ですが、ARENAには高3までお世話になり続けました。

 なぜ、私はARENAを選び続けたのか。さまざまな理由が挙げられます。 まず挙げられるのはアットホームな雰囲気です。勉強以外の話も気軽にできるほど先生との距離が近く、生徒も明るい人が多いので、塾独特の張りつめた雰囲気がなく、楽しんで勉強できます。 また、そのために先生への質問がしやすく、カリキュラム以外の要望も伝えやすいです。 小規模塾の利点として生徒のニーズにこたえる柔軟性が高いので、要望にこたえてくれることが多く自分の理想に近い方法で勉強することができます。

 次に授業についてです。私は少人数の集団授業を受けていたのですが、クラス内でのレベルが違いすぎるということはなく、ライバルと切磋琢磨することができました。演習形式の授業なので結果が見えやすいのも発奮材料になりました。  さらに経験豊富の講師陣だけではなく最近の受験を潜り抜けたOB・OGも多く在籍してい るので、試験に対する心構えや最近の試験の傾向などについても相談できるのも魅力です。

  最後になりますが、合格までサポートして下さったすべてのスタッフの方々に感謝します。これから受験をする皆さんに、この体験談が何らかの助けになれば幸いです。  



A.Tさん(東京学芸大附属高 東京大学文科 II 類へ進学)

 数学の吉川先生には、高校への内部進学受験のため中3の秋・冬と、高3の 6月から浪人の二年弱の計2年半ほど教えていただきました。中3のときは、中学受験をしておらず今まで塾に通ったことがなかった私に、個別指導で一通りの受験テクニックを短期間で詰め込んでいただきました。個々の能力や事情に合わせた授業をしていただける点がアリーナの最大の魅力だと思いました。

 高3のときは、東大と・橋志望のクラスに途中から入れていただきました。東大頻出でかつ学校でテクニックとして教わらない順像法・逆像法や確率漸化式、modなどを、それぞれ数回の授業にわたって、演習プリントを通して教えていただきました。はじめの1、2ヶ月は私のみ基礎プリントをたくさんいただき、今までわからないままうやむやになってしまっていた分野もカバーすることが出来ました。そのあと他の方と同じ内容で進みましたが、授業中でもわからないときは遠慮なく先生に質問でき、とてもよい環境だったと思います。他の方の解法も紹介してくださって、一つの問題への複数のアプ ローチを学ぶことが出来ました。また、テストでは毎回添削による記述の指導もしてくださいました。現役の東大二次本番ではアリーナでしっかり教わった順像法の問題が出て、完答はできなかったものの部分点を多く得ることが出来ました。あと数点で現役のときは不合格でしたが、本番で数学は夏の模試の点数の2倍近くとれて、現役の一年間でも力が ついたのかなと思いました。

 浪人時代は大手予備校に通いましたが、アリーナでも夏休みは整数の強化、冬休みは東大形式の演習の授業を特別にしてくださいました。また、直前期の計算プリントは、今まで教えていただいたちょっとした発想やコツを用いるものも多く、最後の確認ができました。現役のときの反省として、復習を怠りがちだった ことがあげられたので、浪人の時は現役時に教材として用いたスタンダード演習をくりかえし解きました。数学が苦手だった私にとって、自習あるいは大手予備 校の授業の他に、アリーナで数学を追加して特訓をしていただくという形式はとても良かったと思います。合格に導いて下さった吉川先生に感謝いたします。  



S.Hさん(筑波大附属高 慶應義塾大学経済学部へ進学)

 私は中学3年の3月からアリーナに通い始めました。私の学校は、いわゆる受験勉強というものに全く無関心な学校で、自分で意識的に勉強する必要がありました。 それでも高1・高2のときは、アリーナの宿題に加えて学校の試験対策をする程度で、あまり熱心に勉強をしていたとはいえません。>

 高3になって、私立文系に絞ったときから本当の意味で受験勉強を始めました。なかなか上がらない判定や偏差値に勉強自体をやめたくなったことは幾度となくありました。それでも私が目標を見失わずにやってこれたのは一重にアリーナの先生方のおかげです。>

 八長先生の日本史では、膨大な知識量を含むプリントとともにわかりやすくも面白い解説のおかけで、日本史は1番の得意教科になりました。>

 針谷先生の国語は、いわゆる知識を詰め込む型だけの勉強ではなくて、いい意味で勉強しているという意識はあまりなく授業をうけることが毎回楽しみでした。小論文の添削を授業がない時でも見てくださったおかげで、本番の入試では自信を持って書き上げることができました。>

 吉川先生には国立か私立か迷った時に適切であたたかいアドバイスをいただきました。私立に絞った後は先生の授業はありませんでしたが、ずっと見守ってくださったことに感謝しています。>

 また英語の授業をとっていなかったのにも関わらず英作文の添削をしてくださった山本先生をはじめとする諸先生方にも助けられた受験生活でした。本当にありがとうございました。  



M.Iさん(目黒星美高 早稲田大学理工学部へ進学)

 私は吉川先生との面談や体験授業を通して少人数制ならではの授業に惹かれ、新高2の授業スタートとともにARENAに入塾しました。初めは、英語・化学・物理の3教科でしたが、高3からは数学を含めた計4教科を教えて頂きました。

 ARENAの最大の特徴は少人数制による生徒と先生方の距離の近さだと思います。授業中に問題を解くことがほとんどで、受け身になることなく参加でき、その上授業中・自習中問わずいつでも質問できる為に、分からないままになることがありませんでした。また、志望校にとらわれずに様々な問題にふれることができる一方で、それぞれの志望学部にあった問題が宿題としてだされるなど個々に合わせて丁寧に指導して頂き、不安に思うことなく勉強することができました。私はこの2年間で、全ての教科に通じる「自分の解答を作る力」を身につけることができたと思います。それは、問題を解いては解説を聞き、自分の中で修正していくといった繰り返しの勉強スタイルが合っていたからだと思います。

ARENAに出会う事ができて本当に良かったと思います。吉川先生、山本先生、山下先生、鈴木先生ありがとうございました。  



Y.Sさん(サレジオ学院高 早稲田大学教育学部へ進学)

 私がARENAに通ったのは高校一年生の冬からの約二年間でした。家族の勧めが理由で入塾を決め、個別授業からスタートしました。高校二年生までは山本先生の英語だけを受けていましたが、高校三年生からは針谷先生の国語と吉川先生の数学も受けるようになりました。私の合格はARENAなしでは成し遂げられなかったと思っています。

 中高一貫校に通っていた私は、中学三年生、高校一年生辺りの時期に所謂「中弛み」というものを経験しました。勉強をさぼったため、次第に成績が下がっていきました。特に英語ができなくなり、ARENAに通い始めたころには自分ではどうしようもないくらい酷い有様になっていました。

  初めのうちは、出題されたプリントの問題が殆ど正答できなかったり、配られた単語や熟語のレベルが高かったりして、ついて行くのがやっとという状況で、し ばしば不安な気持ちを感じたこともありました。しかし、山本先生の解説や丁寧な添削のおかげで、高校二年生の終わりくらいには英語が一番の得点源になりま した。

     高校三年生からは国語と数学も通い始めました。国語は元から得意な教科ではあったのですが、針谷先生の授業で古典常識などの知識不足を補ったり、要点を正 確につかむ現代文の読み方を身につけたりして、磨きをかけ、武器にすることができました。逆に数学は、中学生の時に躓いて以来あまりやっていなかったた め、非常に苦手な教科でした。しかし、吉川先生の授業を受けて、苦手意識も多少薄れ、受験時には納得のできる回答を作ることができました。

 結局、私は第一志望の国立大学には落ちてしまいました。その原因は、重要な時期に数学をさぼっていたということだと思っています。ARENAで数学をやり始めたのは高校三年生で、数学苦手を克服するには時間が足りなかったなと思います。英語や数学が苦手な人は、短期間ではあまり実力がつかない教科なので、始めるのは早めにしたほうが良いと思います。

 ARENAの魅力として、私はアットホームさが挙げられると思います。授業の間など時間の空いたときに、自習スペースで自習しながら友達と喋ることがよくありました。時には勉強のことではなく趣味の話で盛り上がったりして、息抜きには最適でした。

   また、長期間体調を崩した際にも、後でしっかり補習授業を行っていただいたり、国立大学を志望していた私のためだけに普段の授業に加えて志望の国立大学の演習を行っていただいたり、個人に合わせた臨機応変なスケジュールを組んでくださるのもARENAの魅力だと思います。

   最後に、授業や添削、質問の他にも進路の相談等も受けてくださった山本先生、雑談を交え楽しい授業をしてくださった針谷先生、時に優しく時に厳しく励ましてくださった吉川先生、その他ARENAで声をかけていただいたり、色々とお世話になったりした先生方、二年間、本当にありがとうございました。  



2014年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

W.U君(駒場東邦高 東京大学理科 I 類へ進学)

  僕は、高2の終わりごろから約1年間、ARENAに通って吉川先生の数学の授業を受講しました。ARENAに通う前、他塾で数学の授業を受けていたのですが、諸事情から塾を変えざるを得なくなり、ARENAを見つけて入塾しました。きっかけ自体はそのようなものでしたが、僕はARENAなくして自分の合格はなかったと思っています。

 まず第一に、僕は努力と正しい勉強法さえそろえば、どのような塾に通っても実力は伸びると考えています。その上で、本当に実力がある先生はどのような先生であるかといえば、その努力に対してより大きな飛躍を遂げさせてくださる先生だと思います。吉川先生はそのような先生でした。かと言って、激アツな先生だとか、とても厳しい先生であるわけでもありません。生徒の考え方や発想を尊重しつつ、視野を広げてくださる授業スタイルの先生なので、楽しくのびのびと学べます。また授業の時間外でも、吉川先生は質問にいくらでも付き合ってくださいますし、記述答案に関してもその受験知識を活かして本番を再現して丁寧に添削して下さいます。

 そして先輩方もおっしゃっているように、ARENAは雰囲気がとてもいいです。先生と生徒の距離が近く、生徒同士もすぐに仲良くなれます。これほどまでの環境は、大手予備校ではまずありえません。

 長くなりましたが、これにて僕の合格体験記とさせていただきます。1年間、本当にありがとうございました。  



R.S君(城北高 慶應義塾大学 理工学部へ進学)

  私がARENAに通い始めたのは、高2の秋ごろでした。大手塾だとつい集団の中でサボってしまったりしていたのですが、アリーナでは先生との距離が近く、少人数制で一人ひとりをしっかり見てもらえるのでとても学習環境としてとても充実していました。

 またARENAは、授業がない日でも自習スペースで自習できます。自己解決できない問題はすぐに先生に質問ができ、しかもとても丁寧に教えてもらえたので、私はずっとARENAで自習していました。

 英語では毎週の単語・熟語テストを真面目に勉強したので語彙力が上がり、それが長文、英作、和訳、文法などすべての面での底上げになり、どんどん成績が上がりました。また英作文では、模範解答だけでなく、様々な別解も検討するので、柔軟な思考力がつき、丁寧な添削で細かいミスも減りました。もともと英語はあまり得意教科ではなかったのですが、最終的には一番の得点源になりました。

 数学はわかりやすく独特な解説で、まるで手が出ないような難問に対してどのようにアプローチすれば良いのかを学びました。化学ではただガムシャラに解くのではなく、要領よく、より少ない計算で答えを出す効率のよい解き方を学びました。物理では、基本原理からしっかりと解いていくことでその物理現象をしっかりとらえることができました。

 お世話になった先生方、本当にありがとうございました。  



M.Tさん(東京女学館高 慶応義塾大学法学部へ進学)

  私は高1の4月からアリーナに通い始めました。小学校以来受験を体験していなかった私は学校の勉強以外のことは未知数でした。

 高1のときは英文法を一からみっちりやりました。英語の楽しさを覚えた私は家でも英語の勉強を苦なくすることができました。学校の英語の成績も自然と上がりました。

 受験を意識するようになってからは、英文法と単語や熟語などを基礎に置いて本格的に長文に取り組むようになりました。単語や熟語は読解する上で避けられないので、毎回の小テストをきちんとこなすことが大切だと思います。また、長文を読んでいて初めて見た単語はその都度別途ノートに書き留め覚えるようにすると効率よく覚えられると思います。

 日本史も小学生以来の勉強だったのでゼロの状態から始めました。八長先生が日本史の楽しさを教えて下さったおかげで最後まで嫌にならず取り組めたと思います。私の勉強法としては、ノートの端から端まで口頭で言えるくらい覚えることです。何度も繰り返すうちにどこに何が書いてあるか分かるようになり、自然と時系列が頭に入るようになりました。またテーマとテーマを繋げて理解することで記述問題にも対応できるようになりました。

 現代文は最後まで足を引っ張る科目でしたが、コツやテクニックに頼るのではなくしっかりと書いてあることだけを読むように意識するうちに徐々に正答率が上がっていきました。

 古典漢文では記憶の部分(古典単語、句法)は自分で取り組み、知識は針谷先生の授業で得ることで効率的に点数が取れるようになりました。

 高3になると私の学校は午前授業になったので、いつでも利用できるアリーナの自習室は本当に重宝させていただきました。

 最後になりましたが入試直前まで英作文を添削してくださった山本先生、日本史を楽しく教えてくださった八長先生、豊富な知識で国語のみならず様々なことを教えてくださった針谷先生、また諸先生の皆様3年間本当にありがとうございました。

 私の体験談が受験生の皆様の一助になれば幸いです。  



E.Sさん(東京農業大学第一高 慶應義塾大学法学部へ進学)

  私がARENAに入塾したのは、高2の春でした。それまで学校の定期試験の準備以外にあまり勉強はしていなかったのですが、大学受験を少しずつ意識するようになり、英語のクラスに通うようになりました。もともと英語に苦手意識はなかったのですが、配られた単語・熟語プリントのレベルの高さに驚き、不安になったのを今でも覚えています。しかし、実際に入試問題に触れていくうちに、市販の単語帳よりも出題のポイントを捉えていることを実感し、このプリントをこなしていけばいいという安心感が生まれ、真摯にプリントに取り組むようになりました。その結果、特にイディオムに強くなり長文読解や文法問題での正答率が飛躍的に向上しました。

 高3の春になり、私立専願と決めていた私は日本史のクラスにも通うようになりました。それまで学校の授業しか受けていなかった私は、大学受験で必要とされるレベルの日本史に触れ、自分の力不足を実感しました。その後、日本史に少しずつ取り組むようにはなったのですが、やればやるほど自分のレベルの低さに落ち込み、なかなか学習は進みませんでした。そんな私が日本史の学習を放棄せずに済んだのは八長先生のおかげだったと思います。大げさに褒めたり、ときには勉強不足を注意したり、先生に明るくプレッシャーをかけて頂き、最後まで日本史を諦めずに勉強することが出来ました。

 ARENAの最大の特徴はやはり少人数制であることと自由度が高いことだと思います。大手の予備校で座ってぼんやりと授業を聞いているだけで勉強している気になる、というのはありがちですが、ARENAではそのようなことはありえません。ひとりひとりが授業にしっかりと参加できます。また私は英語と日本史で週2回ARENAに通い、残りの五日は自習として自由に使えたので、授業で学んだことを自分一人の学習で生かしていくことが出来ました。

 最後になりましたが、稲村先生には大変お世話になりました。英語だけでなく、他教科や進路について、また試験直後などにも相談にのって頂き、とても心強かったです。先生のおかげで無事合格することが出来ました。本当にありがとうございました。  





2013年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

T.S君(学習院高 東京大学理科 II 類へ進学)

 私がARENAに通い始めたのは高校一年生の頃でした。この塾に来る前に、某大手予備校の体験授業を受けたのですが、そこでの授業は自分にあっていないと感じました。そこで小学校のころ通っていた塾の先生に相談したところ、この塾を紹介していただいたというわけです。

 この塾の良いところは、先生と生徒との距離が近く、和気藹々としていて、わからないところはすぐに先生に質問できるというところだと思います。おかげで自習中に疑問に思ったところはすぐに解決することができました。

 数学ではわからなかった部分を吉川先生の解説で理解し、問題を見る新しい視点を教えてくださったおかげで難問にどのようにしてアプローチすれば良いのかが徐々に分かってきました。また私はいつも英作文の文法でミスをしていて減点されていたのですが、山本先生の丁寧な添削のおかげで減点されることもだいぶ少なくなり、英作文を確実な得点源とすることができるようになりました。国語では針谷先生のどのような意図で出題されていて、どのように答えたらいいのかを教えてくださり苦手だった国語の得点上昇につながりました。化学では山下先生のおかげで問題をどのように解けば計算が少なくてすむかを知ること、また丁寧な授業のおかげで化学を自分の得意科目とすることができ、入試本番でも教えられたことを使って答えることができて、目標としていた時間内に化学を終えることができ物理に時間をかけることができました。

 また私は家では集中できなかったので塾の自習室にきて、時折他の生徒たちと話して息抜きをしながら、自分のペースで勉強することができました。それは直前期も同じでその時期には他の人たちと時間を計って過去問や模試の問題などを解いたりして切磋琢磨することもありました。

 最後となりましたが、私が無事志望校に合格することができたのはARENAのおかげです。三年間本当にありがとうございました。  



R.K君(私立武蔵高 東京大学理科 I 類へ進学)

 アリーナには、中3のはじめから高3の終わりまでの、計4年間お世話になりました。ここに通い始めた理由は、「親に勧められたから」という月並みなものでしたが、僕はアリーナに通えて本当に良かったと思っています。

 その理由はいくつかあるのですが、その1つは大手の予備校ではありえない自由度の高さにあると思います。例えば、生徒の予定にあわせて授業の年間の時間割を組んでもらえますし、あまり時間を選ばずに講師に質問できたりしますが、これはアリーナだからこそではないでしょうか。

 また、少人数の塾であるがゆえの居心地の良さも、特長の1つだと思います。生徒同士だけではなく、講師も交えての冗談を言えるような環境のなかにいたからこそ、僕もつらい受験勉強を乗り切ることができたのだと考えています。センター試験で大失敗して(自己採点で720点代でした)東大を諦めかけていた僕は、吉川先生に「大丈夫、余裕、余裕」といって励ましてもらえなければ、二次試験前の追い込みにも心がはいらなかったことでしょう。合格の報告に伺ったときの「実はちょっと厳しいと思ってたんだけど、よく頑張った」の言葉は未だに耳に残っています。

 最後になりましたが、4年間本当にありがとうございました。  



A.K君(暁星高 熊本大学医学部へ進学)

 私は中学一年生から6年間ARENAのお世話になり、なんとか現役で熊本大学医学部医学科に合格することが出来ました。合格の要因は大きく分けて3つあると思います。第一にARENAの少人数制による柔軟なカリキュラム、次に学校の授業にとらわれない私の勉強スタイル、そして医学部ならではの情報戦を制することが出来たことです。

 まず、一つ目のARENAの柔軟なカリキュラムは私の勝因の中ではもっとも大きなウェイトを占めています。ただし、このことは私が高3で理転したという特殊事情にも起因しています。私は高3の春休みの初めに理転したということもあり、学校では数学 III・Cと生物 IIと化学の全範囲はまったく習うことが出来ませんでした。しかしARENAには化学のCatch upのコースなど一から教えてくれる講座が数多くありました。理系科目は文系科目に比べて独学が難しい科目が多いので、信頼出来る講師の下で学ぶことが重要となります。その点でARENAには数学は吉川先生や浜田先生、英語は山本先生や稲村先生、化学は山下先生といったように、過去に多くの医学部受験生を合格に導いてきた経験豊富な先生方のご教授を頂くことが出来ました。このことは理転した私に限らず、高校三年生になるまであまり勉強してこなかった人にもとても大きな助けとなるはずです。

 次に、医学部志望者は国立医学部なら地方でもどこでも言いというスタンスの方が少なからずいると思います。そういった人はセンターの点数次第で志望校が変わることも多くあるでしょう。そんな方はセンターと二次の比率や、科目ごとの傾斜配点によって合格可能性が大きく変わります。例えば私はセンターの得点率が81%と大失敗しましたので、二次の配点が大きい熊本大学に急遽変更しました。医学部は受験の配点がとても多彩なので、各大学を調査するのは非常に効果があります。

 最後になりますが受験という関門は決してゴールではなく、スタートラインといっても過言ではないほど、人生の早い時期にあります。しかし、受験の成功が至上命題となってしまっている進学校の人間にとって、そうした考えを持ち続けるのは容易ではありません。そこで、学校の先生や保護者を始めとする家族などの大人がそうした視野を提供することが必要だと私は思います。私自身は、新聞は小論文や面接対策も兼ねて、受験直前まで読み続けました。他にも、受験生の周囲の大人が提供してくださるサポートはたくさんあると思います。受験生はサポートに感謝しながらも、そのことへの最高の恩返しは合格以外の何物でもないということを心に留め置きながら、努力を積み重ねてほしいと思います。  



N.S君(攻玉社高 東京工業大学 7類へ進学)

僕がアリーナに入塾したのは中2の冬ごろでした。そのころ学校の英語の成績があまりにもひどく、兄も通っていたARENAに両親の勧めもあって入会したのでした。

 中学生のころは、壊滅的だった英語のみ通塾し、中学生で習う英語の基本から一年かけて教えてもらいました。おかげで学校では下から数えた方が早かった英語の成績は平均少し上ぐらいの成績に改善されました。高1になってからは英語と数学を集団授業で習いました。集団といっても少人数で、先生に気軽に質問できる環境でした。高2では物理と化学も習いました。両方の科目とも成績が驚くほど伸び、特に化学では学校で常に上位の成績が取れるようになりました。おかげでこの二科目は受験まで苦労することはなかったです。高3では英語、数学、化学に加え、センター国語や東大国語といったものも教わりました。

 講師の質の高さがARENAのよい点ですが、個人的にもっともよかった点はやはり少人数での授業にあると思います。このおかげで、授業中だけでなく自習しているときも気軽に質問できるようになりました。高3に入ってからは嫌がらせじゃないかと疑われる程の頻度で英語の質問を稲村先生と山本先生にしまくりました。結果、苦手だった英作文は受験までにはギリギリでどうにかなりました

 また自習室が年中やっていることも大きな利点だと思います。生活のリズムをアリーナに来ることで整えることができました。起床→アリーナ→帰宅→寝るというサイクルで受験前は過ごしました。おかげで学校が受験休みに入ってからもだらけることがなく受験を向かえることができました。

 最後になりましたが、吉川先生、山本先生、稲村先生、山下先生、荒井先生、井手先生、浜田先生、そしてARENAで話を聞いてくださった諸先輩方、四年間ありがとうございました。  



H.S君(暁星高 慶応義塾大学 経済学部へ進学)

 僕は中一から高三まで数学はARENAに通っていました。中二の後半ごろから徐々にやる気を失くし、学校の成績も下がる一方、また、塾の方も次第にさぼりがちになり、ARENAできちんと授業を受けたのは実質中学の2年間と高3の一年間ということになるのではないかと思います。このような酷い体たらくの僕でも吉川先生は見捨てることなく、長期間休塾した後に再度通うことを決めた時も快く受け入れてくださいました。

 しかし、僕が受験に対して前向きに考え始めた時は高三が始まってからであり、はっきり言って現役で受験に合格するにはかなり厳しいものがありました。また、勉強を始めてから秋頃までには順調に数学の力がついていったのですが、秋半ば頃からは油断して殆ど家で数学の勉強をしなくなり、センターや1月〜2月初旬の私大入試の頃の試験では数学で大きく得点を落としてしまいました。そんな時に吉川先生からアドバイスをいただき、直前期に長い時間数学を教わったおかげでそのあとの試験では数学で点数を落とすことなく、逆に点数をかせぐことさえできるようになりました。

 さぼり癖のある僕がARENAに戻り、高三の間ずっと通い続けることが出来たのは、大手の塾などと違う雰囲気の良さに一因があると思います。ARENAに最終的に戻って本当に良かったと思います。  



D.S君(芝高 慶應義塾大学 法学部へ進学)

 まさかこんなにうまく第一志望の学校に合格することができるとは思いませんでした。元々僕は国立大学を第一志望としていました。苦手だった数学などの理系科目を克服するための塾を探していたところ、兄の友人からの紹介があってアリーナに来ました。が、結局克服することができず、私立文系型受験に特価することになってしまいました。そんな情けない僕も、アリーナで勉強をして第一志望校に合格することができました。本当に感謝しています。

 私立文系志望に決めてからの僕は、基本的には國島先生の世界史の授業だけを受けていたのですが、これは非常にためになりました。早慶の過去問から東大レベルの論述まで、各国別の通史やセンターレベル問題の集中授業など、多くのバラエティに富んだ問題をこなすことができ、自分の世界史の学力レベルを大きく向上させることができました。また他にも、講習や直前期には、山本先生や稲村先生の英語や、針谷先生の国語も受講し、非常にお世話になりました。おかげで英語は自分に欠けているところがどこなのかが明確に分かるようになり(もちろんその欠落を埋めるための方策も指示していただきました)、苦手だった国語の読解も上手くできるようになりました。

 またアリーナはとてもアットホームな塾で、自習をする際にも他の大手予備校のそれとは違って、とても落ち着いた気持ちで勉強することができ、自分のペースを乱さずに学習することができました。本当のところを言うと、これからもまだ居たい場所でもあります。  



H.K君(海城高 ICU 国際基督教大学 教養学部へ進学)

 アリーナなしでは私の合格はありえなかったでしょう。なぜなら勉強面のことだけでなく精神面のことなど様々なことをサポートしてもらえたからです。  部活で高三の6月までほとんど勉強をしてこなかった私は、春の時点では苦手なところだらけでした。そんな私にアリーナの先生方は、弱点の的確な分析と、それにあった勉強法を常に提示し続けてくれました。

 数学では、分からないところは気兼ねなくその場で質問でき、自分が理解できるまで何度でも質問に答えてもらえました。国語は、基礎の基礎まで戻ってしつこいくらいに同じ説明をしてもらえたおかげで、基礎問題で怖いところはなくなり、実践中心の授業で、自信をもって国語の問題に取り組めるようになりました。英語の授業では、毎回の熟語テストや、自分をしっかりと引っ張ってくれる、長文を一緒に読み進めるスタイルの授業で私の長文を読む時間は、勉強を始める以前と比べると格段に上昇しました。

 また、身近にいるARENAの卒業生の方に、受験勉強中の心構えや体験談を生で聴くことができ、自分がどうやって受験にむかっていけばいいかが明確に分かり、入試本番まで焦ることなく勉強し続けることができました。そして自習室では、大学をともに目指す友達と一緒に切磋琢磨しながら、そんな中でもアットホームな雰囲気で、集中して勉強にとりくめました。

 最後になりますが、中一の初めから高3の最後まで私を支えて下さった先生方と、一緒に勉強してきた最高の友人たちに感謝しています。本当に今までありがとうごさいました。  



2012年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

H.Y君(筑波大附属駒場高 東京大学文科 I 類へ進学)

 びっくりして、どうにも信じられないというのが正直な感想です。僕はある縁でARENAの吉川先生に数学を仕上げてもらうことになりました。お世話になったのは高3になってからで、決して長い期間ではありませんでしたが、吉川先生の授業がなかったら、僕の合格は絶対にありませんでした。

 僕は文系でしたが、学校では数学の点数がまあまあ良かったので、数学は得意なのだと過信していたのです。が、模試になると点数に結びつかない・・・。吉川先生は、毎回の授業で僕のいい加減な記述を丁寧に添削して採点者に伝わる解答を教授してくれました。結果、11月の東大実戦では70点以上、校内実力試験でも文系1位をとることができて大きな自信となり、本番でも4問中3問半を解くことができました。英語で失敗しても合格できたのは、とにかく数学のおかげです。また、直前は英語や地歴に時間をとられて数学に時間が割けなったのですが、力が落ちなかったのはARENAの直前講習があったからです。

東大文系の数学はひどい奇問、難問はほとんどありませんが、つかみ方が難しい問題が多いと思います。そうした問題に対処する方法をARENAは教えてくれました。

それから・・・こんなにも先生達が和やかで居心地のいい塾は他に知りません。最後の追い込みの時期にARENAで過ごせたこと、吉川先生からの励ましの言葉をいただけたことは本当にラッキーでした。合格は嬉しいけれど、ここに通えなくなるのはちょっとつまらないなぁと感じています。  



K.O君(早稲田高 千葉大学医学部へ進学)

 ARENAの講師の方々とアットホームな雰囲気が無ければ僕は決して今回の大学受験には成功しなかったと断言できる。

講師の方々には本当にお世話になった。数学では、問題を解いてすぐに先生に見てもらえる授業によって自分の間違っているところを指摘してもらい、その解法にいたる考え方を学ぶことで、様々なパターンに対応できるようになった。物理はわかりやすい具体例を用いて基礎を教わり、その後演習、丁寧な添削によって応用力を身につけた。化学は山下先生の無駄のない板書によって、少ない労力で最高の結果をだせた。英語に関しては、中学時代は八長先生のおかげで英語を嫌いになることなく基礎を固め、高校生になると山本先生に応用力、高得点の取れる答え方を身ににつけさせていただいた。全ての教科の先生方が親身になって普段どう勉強したらよいかについてアドバイスしてくださったことも、僕が今回受かった大きな要因であるのは間違いない。先生方には感謝しても感謝しきれない。

 この塾の最大の特徴といえるのは、なんといってもその居心地の良さである。同級生はもちろん、上や下の学年、先生方とも仲良くなることができ、僕の精神的な支えとなっていた。あまりに居心地がいいので、気づけば受験勉強をした一年間はほとんど毎日ARENAに通っていた。受験が終わった今でさえ、暇な時は、とりあえずARENA行こうかな、と思う程である。

 中学一年生からの六年間、本当にありがとうございました!  



K.M君(頌栄女子学院高 慶應義塾大学法学部へ進学)

 私が受験勉強を始めたのは部活を引退した高3の6月です。高2までは部活が忙しかったので塾に通ったことはなく、学校の定期試験の勉強だけやっていました。時間的にも体力的にも余裕がなかったので受験勉強は高3からと決めていたからです。

 しかしいざ高3になってみると周りは大半が既に塾に通っていたので、焦っていくつかの塾の授業を何回か受けてみました。しかしなかなか自分に合わず、無駄な時間を過ごしているような気がして、受験に対しますます不安がつのるばかりでした。そんな時に知り合いの方から紹介してもらったのがアリーナでした。

 最初に行った時から、塾特有の受験生に対する煽りが全く感じられなかったのと、アットホームな雰囲気にひかれてその日に入塾を決めました。 実際に勉強面では、少人数であることが最大限に活かされた授業のおかげで、本当に今の自分に必要だと感じることを効率的に身につけることが出来ました。秋頃には他の受験生がやっていることが気になって心配になることもありましたが、最後の方になると色々手を出すのではなく今までアリーナでやったことや自分で作ったノートなどを着実にしていくことの大切さに気が付きました。

 また精神面では、アリーナのいつも変わらずリラックスした雰囲気のおかげで1番辛い時期も楽しく過ごすことが出来ました。直接授業で関わりのなかった先生方も声をかけてくださってお話しをしたり、ご飯を食べながら友達と談笑したりするのも息抜きの一つでした。自宅では色々とネガティブなことばかり考えて勉強がはかどらなかった私ですが、アリーナでは勉強に集中することが出来ました。 体調が思わしくなく、病院でも今年の受験は諦めた方が良いとまで言われていた私が、最後まで勉強を続けて納得のいく受験をできたのはアリーナがあったからです。

 最後になりましたが、お世話になった先生方、本当にありがとうございました。  



S.K君(麻布高 慶応義塾大学経済学部へ進学)

 僕はアリーナに中1の秋頃から通っており、結局中高6年間通して数学と英語はずっとアリーナにお世話になりました。この塾で続けられたのは少人数制ならではの特徴のおかげでした。

 まず、生徒一人一人の生活を把握して極力、生徒の要望通りの授業日程を組んでくれました。中高と部活で野球に熱中し、他にあまり時間をかけられなかった僕には非常にありがたかったです。おかげで部活を続けながらも塾に継続して通えました。また少人数授業のため、塾生同士が仲良くなりやすく塾に通うことがあまり苦にならなずにすみました。受験期に入るとこうしてできた仲間とともに自習スペースで勉強するのは本当に良い刺激となりました。

 授業では分からないところをその場で質問することができ、先生方も疑問をなくそうと答えてくれたため、疑問点を授業後に残すことなく理解することができました。また他の塾生の質問が自分の気付いていないところであることが多く、勉強になりました。苦手だった数学もこうした疑問を残さない授業を受けつつ、反復学習によって得た基礎的な解法をいかに応用問題に利用していくかという考え方を理解していくことで徐々に成績が上がっていくことが実感できました。

 上に挙げたような環境が勉強嫌いな僕を勉強を続けられる受験生に、そして大学生にしてくれたのは確かで本当に感謝しています。ありがとうございました。  



2011年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

T.W君(開成高 東京大学理科 I 類へ進学)

僕がアリーナに入ったのは高1の終わり頃でした。中学3年間と高校の1年間、部活ばかりしていて勉強をほとんどしておらず、定期試験の勉強もまともにしていなかった僕は、どの科目の内容も全くと言っていいほど身についておらず、特に英語は基礎からわかっていませんでした。学校の実力テストでは400人中350位くらいで、英語に至っては380位でした。このままではいけないと思っていたころに友達に誘われて行ったアリーナで、その体験授業の内容とアットホームな雰囲気に魅力を感じて、継続して通うことにしました。
山本先生の英語は基礎からしっかりやってくださり、かつ単語・熟語テストがあったのでどんどん身についていきました。吉川先生の数学も解き方に至る考え方まで教えてくれるので自分でも解けるようになりました。また、自習スペースもあり家で集中できないときは友達と一緒に勉強したりしていました。そして僕が思うアリーナの最大の魅力は生徒も先生も面白い人が多いということです。がつがつ勉強をする雰囲気ではなく楽しんでできるので全然嫌にならず、むしろ毎週の授業が楽しみなくらいでした。そうして楽しみながら通っているうちに成績は伸びていき1年経った頃には400人中33位まで上がり、苦手な英語も平均を超えるようになりました。
アリーナに通わなければこんなに成績が上がることもなかったと思います。高1のときにアリーナに出会っていてよかったです。ありがとうございました。  



M.Iさん(星美学園高 慶應義塾大学環境情報学部へ進学)

私は高1の4月からARENAに通い始めました。それまで塾に行ったことは1度もありませんでしたが、ARENAに通っていた兄がとても楽しそうだったので入塾を決めました。多くの卒業生が書いているように、ARENAの特徴は先生と生徒の距離が近いことだと思います。少人数で一人一人の理解度に合わせて授業が進むので、それまで学校の勉強しかしていなかった私でも、おいていかれることもありませんでした。
高3になってからは、ARENAで出される宿題と授業の復習を中心に勉強しました。周りの友人が単語帳や問題集を持っているのを見て、自分もやった方が良いのかと不安になることもありましたが、宿題と復習に力をいれ、特に英語の単語テストと熟語テストは毎回90点以上を取れるように必死で勉強していました。単語・熟語テストは量も多く大変でしたが、テストに出たフレーズが入試で問われたり、長文中に出てきたりと、しっかりやっておいて良かったと受験後に実感しました。また、私は高3になっても志望校や学部を決められず焦った時期もありましたが、先生方からいろいろとアドバイスを頂いて、最後には納得のいく受験ができました。
最後になりましたが、吉川先生、山本先生、針谷先生のおかげで、無事に合格することができました。本当に3年間ありがとうございました。  



T.I君(聖光学院高 慶応義塾大学総合政策学部へ進学)

 私の通っていた高校は進学校でしたが、授業の進度に追いつけず高校2年生までは最下層をキープ。まさしく落ちこぼれでした。そんな手の施しようがない状態だった私を救ってくれたのがアリーナでした。
 実は最初は大手予備校に行こうと考えていたのですが、しかしもう一度学校と同じ多人数集団授業を受けても効果があるか疑問に思い、少人数制の授業を行なっているアリーナに決めました。
 授業は毎回時間いっぱいまで使った密度の高いもので、大変ではあるものの、わかり易い解説と教材、そして気軽に質問に行ける環境のおかげで着実に理解しながら合格まで漕ぎつけることができました。特に英語は高校時代は超苦手科目の一つでしたが、個別指導を利用して基礎固めから徹底的に行い、わからない部分はその場で聞くことを繰り返し行うことで最終的には自分の得点源として入試に望めるほどになりました。  また先生方と生徒の距離が近く、様々な相談に乗ってもらいやすいのもアリーナの魅力の一つです。私は高校3年生のときは日本史利用の私大専願でした。しかし浪人する際に思い切って国立志望に変更し、数学を再開しました。この大胆な決断ができたのは先生方に何度も相談に乗ってもらったおかげだと思っています。
 そして最もアリーナで良かったと思えるのは自習環境です。わからない部分があってもいつでも気軽に質問できますし、一緒に頑張る友人も出来ました。わからない部分を放置したり、気分が塞ぎこんで勉強する気持ちが薄れていく事に悩まされず最後まで頑張れたのはこの自習スペースのおかげだと思っています。
 最後になりますが2年間ここまで頑張れたのはアリーナの存在によるものだとおもっています。特に稲村先生には非常にお世話になりました。本当にありがとうございました。  



2010年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

N.K君(駒場東邦高 東京大学文科 II 類へ進学)

 僕がARENAに入塾したのは高1の2学期でした。苦手科目の数学が壊滅的な状態で困っていた僕は大手予備校の授業についていく自信がなく、入塾テストのなかったARENAを選びました。ARENAの数学は徹底的な反復演習です。受験では基礎固めが重要だと言われていますがまさにARENAの授業がそうでした。基礎固めといっても初歩的な問題がただ解けるということではなく応用問題に直結する数学の定石が機械的に解けるようになるということだと思います。吉川先生には僕自身の数学への取り組み方の問題点を指摘していただき、数学へのとらえ方がガラリと変わり、熱心に取り組むきっかけとなる大きな転機を作ってくださいました。少人数での授業は質問がしやすく疑問点をすぐに解決でき、自分のペースでじっくり問題に取り組めました。
 高3からは国語の針谷先生と英語の山本先生にもお世話になりました。針谷先生のセンターや東大対策では雑談をまじえて問題のとらえ方を分かりやすく教えていただきました。本当に国語の解き方が見えてきます。特に古文や小論文講座が効果抜群です。山本先生の英語の授業はひとりずつ解答の添削をしてきただき自分の弱点を見つけることができました。慶應や東大の英作文の添削では大変お世話になりました。
 学校が近くにあったこともありARENAの自習室はよく利用しました。夏休みや冬休みも常時開放されている自習室は若干手狭でしたが自分の勉強を心ゆくまでできる空間で、友人と談笑したり、問題を検討したりと最高の受験環境だったと思います。
 ARENAで学んだ三年間は僕にとって大きな経験となりました。実際の問題演習という意味ではもちろんのこと、個人の成績や特性に合わせてARENAが導き出してくれる受験戦略は真の意味での進路相談なのだと思いました。ARENA仕込みの柔軟な発想力は大学受験における最高のスパイスになると思いますよ!  



T.K君(麻布高 京都大学法学部へ進学)

 私が京都大学に目標を設定したのは高2の9月でしたから、かれこれ1年半の受験勉強であった訳です。この1年半は私は独学を中心に勉強を進めてきたわけですが、やはりアリーナでの学習がなければ合格は無かったであろうと思います。アリーナの授業について他の私がアリーナにおけるもっとも特筆すべき長所と考える点は、二点あります。
 一つは生徒と教師との距離が近いことであり、気軽に質問が出来、時には自分専用の授業をしてもらえることです。私は高3になる時に他塾とのバッティングで英語の授業をやめてしまったのですが、その後も英語科の山本先生に質問などをし、入試直前まで大量の英作を提出しても全て添削して下さったのは感謝してもし切れない程です。また、数学科の吉川先生には京都大学向けの問題を解かせていただいた他、マセマシリーズや新スタ演などの参考書を奨めて頂き、独学の軸を設定することができました。また、受験勉強に疲れていると教員室で八長先生に気さくに声をかけて頂き、つかの間の談笑で疲労も忘れることができました。
 もう一つは、年中無休で朝から夜まで利用できる自習室です私は高3の夏からは毎日利用し、休日であれば12時間以上勉強しました。元旦にしょうが湯を飲みながら暖をとり参考書を積み上げていたのは今振り返るといい思い出です。私はそれまでは近所の様々な図書館で勉強していたのですが、ここでの勉強に切り替えたのは次のような理由からです。
・自習室自体が小規模であるため周囲の人間に煩わされることが少ない。
・図書館は九時に開館し十九時以前に閉まるのに対し、アリーナでは教師が授業をしている限り自習室が利用できる。
・戸棚に自分自身の参考書などを置くことができるので、わざわざ重い荷物を運搬する必要がない。
実際はこれ以上の利点がありますからぜひ有効活用することをお勧めいたします。
 次に私からアリーナの受験生に対しアドバイスをしたいと思います。
一、アリーナの数学の授業でで3月から東京出版の新数学スタンダード演習に沿った類題演習が始まるが、それ以外に典型問題を参考書による独学で固めた方がいい。特に京都大学文系は難問以外は典型・標準問題であることが多いので、この良問演習は効果てき面であり、同じ問題も数回解いておくのがお勧めである。また、こうした良問は問題を1問ずつまる暗記するよりも、自分が思いつかなかったり使いこなせなかったポイントを、どのようにして使えるのかを研究していくべきである。イメージとしては一問の良問に含まれている2、3ポイントを自分の武器として一つ一つ回収し、戦闘力を強化するイメージである。(私はマセマシリーズ(元気が出る数学〜110問題集)や一対一対応の演習(東京出版)、文系良問プラチカなどを使用した。)
二、英語は文法・単語を中心に早くから本腰を入れるべきである。高2の時点で英語さえ出来れば他の受験生と一線を画すことが可能である。数学は高2の後半から、地歴は高3初めからで十分対応できるが、英語が出来ないと模試などの結果に響き続け自分のモチベーションも上がらない。また、英語は基礎を大切に丹念に勉強すれば誰でもある程度は出来るようになるからである。
三、センター対策は出来るだけ早くから勉強を開始し、付け焼刃になるのを防ぐべきである。センター対策に追われて二次試験のことを忘れてしまうと元も子もない。また付け焼刃の勉強だと模試などでは点を取れても本番で壊滅する可能性が否定できない。基礎を充実させて、失敗したとしても踏みとどまれるような学力をつけておくべきである。
四、出来るだけ誘惑を自分から引き離すこと。私も含めほとんどの人間は自宅では誘惑に負けて勉強がはかどらない可能性がある。自習室なり図書館なりまずは自分が勉強に集中出来る環境を作り出すことである。これが受験の第一歩であり、ここで躓くと最後まで本腰を入れられないと思われる。
 最後になりましたが一番いいたいことは大学にあなたを入れるのは予備校でも親でも学校でもなくあなた自身であるという事です。あなたの努力が報われないことがあったとしても努力しないあなたが報われることは決して無いでしょう。これまで私の京都大学合格を支えてくださった吉川先生、山本先生、八長先生、その他の先生方、本当にお世話になりました。私の受験勉強も親や塾の先生、麻布の先生を含め様々な方々のおかげで成り立っていたことを今になって実感する次第です。  



S.Y君(私立武蔵高 千葉大学医学部へ進学)

 自分は中学三年生の時からずっとARENAだけに通っていて、他の大手予備校などには一切通っていませんでした。もともと多人数のクラスで先生の解説だけを聞くような無機質な授業ではあまり勉強に身が入らない自分には、ARENAの少人数で先生との距離が近い授業は非常に合っていたと思います。
 ARENAの良いところは、多くの卒業生が挙げている通り小規模な塾ならではのアットホーム感です。勉強というのは多くの学生にとって苦行であり予備校に向かう足取りのは重くなりがちですが、ARENAの塾内の雰囲気はとても明るく楽しく、むしろ授業が無い日にも行きたくなるほどです。自分も授業が無い日に何度もARENAに行って自習と雑談をしていました。
 授業自体も先生と会話しながら楽しく出来ますし、とても質問などがしやすい空気があります。先生は個々人の問題の進捗状況を把握できますので、生徒の理解の度合いに合わせて説明を詳しくしたりと調整してくれ、置いてけぼりを食うことはありません。授業の内容も公式や法則を意味から理解するようなより本質的なもので、問題への臨機応変な対応力を養うことが出来ます。自分は数学が苦手科目だったのですが、「解法を思いつく過程」をわかりやすく説明してくださる授業のおかげでだんだんと問題ごとにおける共通の考え方が理解できるようになり、受験直前には安定して点数を稼げるようになりました。
 また、ARENAでは先輩達との距離も非常に近いためリアルな体験を聞くことができます。受験前というのは神経質になって不安を抱えてしまうものですが、先輩達が実際にどのように時間を過ごしたのか、どういう気持ちで試験に臨んだのか等を聞いて自分の参考にすることで精神的負担が軽くなります。自分も特にセンター直前はARENAに毎日通って先輩や先生方の話を聞くことで不安を紛らわせていました。
 ARENAはもちろん学力の向上という点でも非常にハイレベルな塾ですが、それ以上に受験生の精神的な支えとしての役割を重視している塾です。他の予備校と一線を画す所はここにあると思います。自分にとってもARENAは大きな精神的支えだったので、やることに困った時や気分が沈んだ時はとりあえずARENAに行けば何とかなると思っていました。自分が合格できたのはこのARENAの支えがあったからと言い切れます。
 最後になりましたが、吉川先生、山本先生、山口先生、渡辺先生、そしてARENAで話を聞いてくださった諸先輩方、長い間本当にお世話になりました!  



T.M君(私立武蔵高 筑波大学医学部へ進学)

 受かった自分が言うのもなんですが、国公立医学部の中でも、筑波大学とは難易度が高い学校であります。そんな大学に受かってしまったのが、勉強嫌い、中学高校生活を満喫しすぎて数学・英語の偏差値50以下に落ちぶれた、私!おまけに中学受験以来、ろくに勉強という勉強もしてこなかったという腐った、シンまで腐った頭。それを生き返らせてくれたのが、このARENAという塾なのです。
 そもそもARENAに入る前は大手の塾に通っていましたが、ただ講師の話すことを聞いているだけで何も身に付かず、自分でやろうにもやり方がわからず、そして知らない人たちがシーンとしている教室に入るのにも嫌気がさし始め、どうしようもない状態でした。そんな中、友人からARENAを紹介してもらい、来てみたらびっくりです。塾なのに、笑いが絶えません。学校も違うのに、同学年どころか、他の学年との間でも会話をしている生徒たち、というか、その会話に遠慮なく加わっている講師陣・・。塾とは思えない「アットホームさ」でした。
 ところが、この雰囲気がいい効果を生み出しているのです。講師に気軽に質問がいつでもでき、年齢が近い大学生講師は親身なアドバイスで勉強面からメンタル面まで支えてくれます。そして授業は少人数ならでは、講師が生徒一人一人を深く把握し、その場で渡された問題を解いて解説が行われるため、いわゆる「聞くだけ」授業には一切なりません。
 数学では吉川先生に自習用の参考書を紹介して頂き、授業ではオリジナルのプリントで重要な問題の演習を重ね、時に「これはできなきゃいけません」と言われ、必答の問題を的確に把握しつつ、理系なのに超苦手な数学もじわじわ実力を付けることができました。
 英語は、単語も文法も分からずで、山本先生いわく「君が入ってきたとき、本当にどうしようかと思ったよ」というくらいの状態でした。そんな私が、毎回の単語・熟語テストに問題演習、そして文章中の重要な表現が登場する度に生徒に答えさせる、講師と生徒の会話のような授業を通して驚くほど実力が伸びました。
 理科では、飲み込みが遅い私に合わせて丁寧に教えてくださり、必要な知識も的確に指摘していただき、演習中心の授業で実力を身に付け、2次もセンターも難なくこなすことができました。
 国語についても、クセのあるセンターの点数の取り方を針谷先生のユーモア溢れる授業で身につけ、180点以上が取れるまでになりました。
 さて、受験生活を通し、大学受験は本人の努力がいかに重要であるかを切に痛感しました。その努力を支え、そして方向性を定めてくれたのがこのARENAだったと思います。ARENAは勉強を「させる」塾ではありません。しかし、がんばる生徒を適切に「誘導」してくれる塾だと思います。そして学習の場でありながらストレスもなく、あらゆるサポートを受けながら効率よく勉強に励むことができる、他に類を見ない、素晴らしい塾です。
 長くなりましたが、最後に、受験生活を最後まで支えてくださった、吉川先生、山本先生、針谷先生、山口先生、山下先生、福岡先生、そしてARENAの全ての方に心から感謝をささげます。本当にありがとうございました。
 



H.S君(世田谷学園高 横浜国立大学工学部へ進学)

 僕は高校1年の最初は大手の予備校に通っていましたが、大人数で行う授業に馴染めず苦手だった英語を何とかしようと思って通っていたのに逆に英語の成績が下ってしまい逆効果でした。そのようにして悩んでいたなか父の友人に紹介されたのがARENAでした。
 最初は「予備校に通っていたときと変わらないのでは?」と不安でしたが、そんなことはなく壊滅的だった英語は少人数制の授業と個別授業のおかげで偏差値が50を切っていた状態から60後半までもっていくことができて非常に驚きました。その中でも山本先生の授業は面倒見がよく、必ず一人ずつの英作文・和訳文を添削してくれて自分では分からない弱点を見つけることができます。
 数学では吉川先生が生徒一人一人の答案を添削してくれてどこでどう間違えて、どのように問題に取り組み、何がテーマでどのようにして考えるかといったことをひとりずつ丁寧に教えてくれて、あまり得意でなかった数学が受験において大きな武器になりました。また長期休暇中の講習では大学入試の過去問を取り組みますが、そこでは入試本番を意識した答案の作り方を教えて頂き本番の試験では苦労なく答案を作ることができました。
 そしてセンター試験終了後の受験校別での特別講習では、たとえ受験する生徒がひとりでもメインの難関校講座と同様の時間をとってもらい本番まで集中力が切れることなく一ヶ月間勉強することができました。しかしながら僕の努力不足もあって前期試験での第一志望の大学は不合格となり、横浜国立大学の後期試験に臨むことになりました。そのとき僕の周りでは結果が良くも悪くも受験が終わり一段落した友達がたくさんおり、また第一志望に落ちたこともあって全くやる気がありませんでした。でもARENAで先に合格した方や講師の方に励まされて完璧とは言えませんが勉強を継続できたことは後期試験の合格に大きくつながったと思います。
 最後に僕の受験での失敗は、苦手科目だった理科を最後まで苦手にしていたことに原因があると思います。僕は高三の夏休みまで数学・英語が共に難関校を本当に受けるの?といった有様であまり理科に手をつけられず、夏休み明けから本格的にやったのですが、スタートが遅れたために周囲と比べても飛び抜けて成績が悪く、非常につらい思いをしました。というわけで、受験生の皆さんには、他の科目が悪くて理科に手をつけられないという場合でも、授業(または個別)をとって最低限の基礎を夏休みが終わるまでに固めることを強くお勧めします。
 このように、つらかった受験勉強も大手の予備校と違い、生徒一人ひとりの面倒を真剣にみてくれたARENAに感謝しています。先生方、ありがとうございました。  



2011年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

H.K君(芝学園高 東京大学理科 I 類へ進学)

 何かに向けての戦略をたてるのが苦手な僕が東京大学に合格出来たのは、ARENAでの授業と東京大学の理系試験の内容が自分に合っていたからだと思うので、それらについて書きたいと思います。
  高校一・二年の時には大手予備校に通ってたのですが、授業毎に黒板をそっくりそのままノートをとって、自分で復習するというスタイルが合わず、通うのが怠くなってました。そんな頃知り合いの先生にARENAを紹介していただきました。ARENAでの授業は基本的に授業毎にプリントが配布されてそれに取り組むという形式で、辞書や参考書に頼らずに自分で問題に向かうことが自然と出来るようになりました。少人数での授業なので先生方が生徒一人一人の理解度を把握してくれ、わからない所をその場で質問でき、勉強以外の話も弾むいい雰囲気のなかで授業を受けることができました。
 次に東京大学の理系試験ですが、科目は数学・物理・化学(生物)と英語、さらに理系にも関わらず国語がが課されることになっています。僕にとって国語は、理系科目の勉強に煮詰まった時に気分転換になりました。理系科目では数学はもちろん物理や化学も単なる知識の暗記というよりも、問題にあたってその場で考えるタイプの試験で、ARENAの授業とぴったり合っていましたし、飽きることなく勉強できました。受験を終えて感じているのは、自分が苦手とか嫌だと感じる科目や単元もやらないで避けるのではなく、実際にやってみればそれなりになんとかなるし、意外に楽しめることも多いということです。
 最後に僕は家よりもかなりARENAの自習スペースで勉強していたのですが、やはりいつでも気軽に質問できる先生方と一緒頑張る友人がいるということで一人でやるより頑張れました。何度も質問に答えて下った吉川先生、山本先生、針谷先生、渡辺先生のおかげで合格できました。本当にありがとうございました。  



T.I 君(開成高 千葉大学医学部へ進学)

 ARENAの最大の特徴は先生と生徒との距離の近さだと思う。授業に関する質問はもちろんのこと、自習をした範囲の疑問や日々の学習の仕方など、自分一人で受験勉強をする際にあたってどうしても不安になりがちなことに対して的確なアドバイスをうけることができた。他塾でも少人数制の授業を売りにしているところはあるが、ARENAでは生徒の意見を参考にして授業内容が決められることもあるのだ。自分が苦手なことや伸ばしたいことをピンポイントに教えてくれる、それがARENAの魅力だと思う。
 特に一通り過去問を解いてしまいやることがわからず、焦りばかりつのる直前期には志望校別の直前講座をおおいに活用させてもらい、最後まで芯をブラさずに勉強することができたと思っている。
 中1から6年間授業を受け続けた英語は最大の得意科目で、「英語なら負けない」という自信をもって試験本番ものぞむことができた。独学という名目で今まで放置してきた数学を高3の6月からは習いはじめ、最後にはなんとか合格レベルよりちょっと上くらいまでは伸ばすことができた。しかし「継続は力なり」の言葉通り、数学も中1の段階ではじめておくべくだったとやや後悔している。
 また、ARENAのよさは講師に当たりはずれがないことである。毎年担当の先生が同じであるから、高3までの長いスパンで学習計画を立てることができる。
 ここでただARENAの宣伝をしていてもつまらないと思うので(笑)、私なりの受験アドバイスをしたいと思う。
 なんとか志望校に入学が決まった今、やはり受かる人は受かるべき人なのだと感じている。最後まで「○○大学に入りたい」という気持ちを持ち続け、解答用紙に反映させた人が受かるのだ。というのも私はセンターで自分でも驚くほどの高得点をたたきだし、油断してしまった。「これなら2次試験を受けさえすれば受かる」とまでうぬぼれていた私は数学や化学で計算ミスを連発し、不合格。幸い後期受験のチャンスがあったので心機一転し、迫りくる浪人の恐怖と戦いながらも、「千葉大で勉強したい」という強い意志を持って猛勉強。なんとか合格することが出来た。これを読んだ受験生諸君は私を反面教師にしてほしい。
 最後になるが、いいたいことを二つほど。一つ目は、センター試験が終わってからが本当の勝負だということ。最期のツメが甘いと、勉強する時間が短くて1週間、長いと1年間伸びてしまう。二つ目は、自分は今あまり勉強してないなと思っている人に対して。人間やるときがきたらやります。その時期は人によってさまざまですが、一度決めたら最後までやりぬくことが殊に受験では大切ですよ。 



N.I さん(鴎友高 東北大学農学部へ進学)

 私は中高一貫校で長い間部活を中心に生活していました。しかし高校生になったときあまりに勉強に力を入れていなかったので、「さすがにそろそろ、でも部活も大事にしたい…」と葛藤し両立させるにはどうしたらいいかを考えていました。そして当時苦手科目だった数学だけでも塾へ行こうと思い部活の先輩に相談したところ、ARENAを紹介していただきました。
 初めは固く考え身構えていた塾通いでしたがすぐに雰囲気に慣れることができました。少人数制で個々をないがしろにしない授業や、部活の合宿などで講習の予定が合わなくなってしまったときの臨機応変な先生の対応により勉強で遅れをとることもなく、むしろ学校の数学の授業に関してかなり先へ進んだレベルへ上がることができました。また、無理のない量の宿題により間を開けず継続して勉強できたことも大きな要因だったと思います。
 高校三年生になって大学受験がよりリアルなものとして感じられるようになると気が重くなることもありましたが、ARENAに通っていたことで「私には強みがある」と感じることが支えになりました。また、私はなかなか志望校が決まらず変えては考え直すことを繰り返し、更には周りの意見と自分の理想に板挟みになったこともありました。しかし先生に話を聞いていただき、いろいろな考えを聞かせていただくことで最終的には自分の納得のいく進路に進むことができました。
 最後になりますがARENAに通うことができて本当に良かったと思います。3年間ありがとうございました。  



N.K君(田園調布学園高 昭和大学薬学部へ進学)

 私は高2の秋からARENAに通うようになりましたが、それまでの私は部活一筋で、学校の定期考査の勉強はするものの毎日勉強をする習慣はまるで身についていませんでした。定期考査前のみ集中して勉強していたので、学校ではある程度の位置にいましたが、模試などは悲惨なものでした。
 そんなどうしようもない学力だったので、初めどの授業にもついていけませんでした。しかし、ARENAの先生方はとても面倒見が良いので私のことを置いていきません。私のせいで授業が止まることが申し訳なく、そこから私は復習を中心とした勉強を毎日する習慣がつきました。
 ただし、化学は全く基礎が出来ていなかったこともあり、個別指導をお願いすることにしました。。担当の山下先生の授業は1つ1つ理解したかを確認して進めてくださるので、分からないまま先に進んでしまうということはありませんでした。また、分かるまで図や分かりやすい例をだして根気よく説明してくださって、私自身にも化学の実力が上がるのがわかりました。初め、集団授業のレベルに追いつけるか不安でしたが、少しずつ応用問題にも手を出せるようになってきたので、最も苦手であった物理も渡辺先生にお願いして個別指導と集団授業の両方を受講することにしました。渡辺先生はクラスの皆の進度を見て授業をしてくださり、最後の問題までじっくり考えてから解説を聞くことができましたし、行き詰っていたらヒントをくださり、なるべく自分の力で最後の問題まで解き切ることができました。個別授業も本当に1から教えてくださったのに全ての範囲を終えることができ、授業の無駄のなさと、説明の分かりやすさには感動しました。
 その結果、化学は最も得意科目にすることができましたし、最も苦手科目だった物理は私の得点源となっていました。そしてそのせいで(?)数学が一番苦手科目になってしまいましたが、吉川先生は生徒1人1人の答案を見て弱い部分や苦手なパターンをしっかり把握して指摘してくださるので、ありがちな「何が苦手か分からない」ということはありませんでした。また、1つの問題から様々なアプローチの仕方を教えてくださるのでとても視野が広がりました。ホワイトボードに書いてくださる難易度表示も、この問題ができないのはまずいな、などという指標になりました。
 そしてARENAには授業以外でもお世話になりました。進路や、勉強方法など、先生方はとても親身に相談にのってくださり、とても信頼していました。私はARENAの魅力は生徒の実力を伸ばすことを第一とする方針と、気さくな先生方ばかりであるという点にあると思います。
 最後になりましたが、私はARENAに通えて本当に良かったと思います。ARENAを紹介してくださった井川先生、講習などでお世話になった山本先生と針谷先生、そして吉川先生、山下先生、渡辺先生、ARENAの全ての先生に感謝しています。ありがとうございました。  



2008年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

K.A君(駒場東邦高 東京大学理科 I 類へ進学)

 僕は高2の終わりごろにARENAに通うようになり、数学・国語・英語・物理・化学を教わりました。それまでの学校での得意科目は英語と数学で、物理・化学と国語は苦手科目という状況でした。東大受験を考えると、苦手科目が3つもあるのは正直まずいな、と思っていましたので、通い始めるにあたっては、「とにかく(何とかなりそうな感触だけはあった)物理を得意科目にすること、化学と国語は受験までになんとか他の受験生並みにすること」を第一の目標にしていました。結果的にはほぼ思い通りに事を進めることができたのですが、その要因として、やはりARENAの与えてくれた環境と戦略的な授業は大きかったなと思っています。
 山本先生の英語は、一人一人に和訳問題や英作文などの添削が行われ、自分の弱点を見つける事ができました。僕は、英語は読めてもうまく日本語に訳すことが苦手だったので、添削形式の授業はとても役に立ちました。また、毎回配られる単語のプリントも楽しく覚えることができました。
 吉川先生の数学の授業では、生徒が考える時間を多くとり、また分かりづらい定理や技法も分かりやすく解説してくれるので、難度の高い手法も自然に身に付き、かつ柔軟な考え方も失わずに本番に臨むことができました。また入試直前の授業では、一人一人の答案を採点・添削してもらえるので、しっかりと「東大向けの答案の書き方」を身につけることができます。
 物理の授業は、法則を一つ一つ導き、物理の知識と感覚を身につけさせる授業で、このおかげで最初は学年で下から30番に落ち込んでいた物理も、2ヶ月で偏差値70以上になりました。化学は、苦手ながら興味を持っていたので、授業では不足していた知識を補充し、多くの問題を解くことで着実に実力を伸ばすことができました。最も苦手だった国語も、針谷先生の解き方のこつを押さえるセンター国語の授業のおかげで、センターでは180点近くとる事ができました。  東大の2次試験では、ここ数年で最も難しかった数学でしっかり点数を稼げたことが勝因だったと思います。そのおかげで自信がつき、2日目の英語と理科にも余裕を持って臨むことができ、いつも以上の結果を残すことができました。
 ARENAには教室に隣接した自習スペースがありますが、少し狭く、お世辞にも立派とは言えません。が、僕は「疑問があったらすぐに質問ができること」「白板が使えること」等が気に入って、毎日通いました。なにより、同じ場所で勉強している友人の姿を見る事が、励みになりました。  つらいものだと思っていた受験勉強ですが、ARENAではあまりストレスを感じることもなく、楽しく勉強を行うことができました。ARENAは自分にとって最高の受験勉強の環境だったと思います。講師の先生方や一緒に勉強した友人達に感謝しています。  



M.I君(国学院久我山高 東京大学文科 II 類へ進学)

 今回、私が東京大学に合格できた理由は、ARENAの授業と学習環境にあると思います。大げさでも何でもなく、ARENAなしではこの合格はありえなかったと思っています。以下にARENAの授業の特徴と、自分にとって良かった点を列挙してみたいと思います。
 山本先生の英語では、授業ごとに行われる単語・熟語のテストや文法演習と併行して長文演習が行われ、基礎力、実戦力ともに自然と身につきました。単語・熟語のテストは先生の長年の経験に基づく膨大な受験データから厳選されたもので、本番での的中の多さには驚きました。また、長文演習では生徒一人一人の答案をその場で先生が丁寧に添削してくれるので、長文の内容を理解するだけでなく、その理解したことを答案で正確に表現する技術が飛躍的に向上しました。志望校別の対策では、過去問の演習を行いながら個々の設問へのアプローチや時間配分など本番で得点するための戦略的な授業が行われ、本番でもスムーズに答案が書けました。
 吉川先生の数学では、広い範囲を網羅する基本問題演習プリントが非常に役立ち、自分でも気づかなかった弱点や忘れていた知識を確認できました。授業で行われる問題演習では、ただその問題を解説するのではなく解法を思いつくに至る思考プロセスを教えてくれ、本当の意味での実力(応用力)が付いていくのが実感できました。さらに、直前期には東大本番と同じようにテスト形式で演習を行うのですが、色々なタイプの問題セットが扱われ、そのセットに応じた対策が行われました。問題の難易度の見極めや、試験時間をフルに活用するための問題の難易度に合わせたアプローチ法など、本番で1点でも多く得点する戦術を学べたことは今年の難化した数学で得点できた大きな理由でした。
 針谷先生の国語では、設問者の意図をつかんで答案に書くべきポイントを問題文のなかから見つけ出す現代文、設問で問われる文法のポイントを漏らさず失点を防ぐ古文、句形・漢字の持つ本来の意味・背景知識などを盛り込んで答案を書く漢文の授業が行われました。細かい小手先のテクニックなど使わず、文章や設問の本質をつかんで解答することの大切さを具体的に問題に触れながら教わり、何をしていいかわからなかった国語に光が見えました。
 ARENAの魅力は授業だけではありません。私は自宅ではあまり勉強に集中できませんでしたが、ARENAの自習スペースでは自分でも驚くほど集中できました。そのうえARENAではいつでも気軽に質問ができ、質問にはいつも親切に答えてもらえたので疑問点のせいでモヤモヤするということはありませんでした。さらに、自習室の雰囲気は和やかで毎日行くのが楽しみでした。私がとても嬉しく思ったのは、吉川先生が自分の担当の数学以外のことについてもアドバイスしてくれたり、普通の塾ではしてもらえないようなプライベートな相談にも応じてくれたことです。多くの受験生を見てきた先生のアドバイスは的確で、ARENAには精神的にも支えてもらいました。
 今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。



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2007年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

H.T君(麻布高 東京大学理科 I 類へ進学)

 一応創立当初からARENAにいたものの、それまでに吉川先生に教わった機会は数えるほどしかなく、どのような授業を受けられるのか楽しみにしていました。結果は予想以上。範囲ごとに上手に過不足なくまとめられたプリントに、少々早いが無駄を省いて要所を的確に押さえているためわかりやすい解説。一人ひとりのミスに対してアドバイスもくれるため、自分の力がグングン伸びていくのが感じられました。
 ARENAでは数学のほかに、物理の授業にも出ていました。渡辺先生はその場で問題を我々に解かせるのですが、メンバーの進行具合に合わせて小問を逐次解説することで「最後まで解け切れずに解説を聞く」といった良くない状況が生じるのを防ぎ、また詰まっている人にそれぞれヒントを与えることでなるべく自力で解かせ、実力の向上につなげてくれます。
 自習室の環境は・・・まあ大手予備校の豪華なものに比べれば少々劣るものではありますが、講師室がすぐそばにあるので、自習をしながら手軽に質問をできるのがよい点です。ただ、収容人数の関係で、早めに行かないと座席が確保できないこともあります。受験直前期には講師室も自習用に開放された日もありました。
 さて、私の受験戦略ですが、「理科を早めに武器にする」というのが高2のときのコンセプトでした。それは他人と違う戦略で戦ってみようという考えから生まれたものでしたが、結果的に非常に良いものとなりました。理科はその範囲が結構大きく、一年で完成させるのはなかなか難しいものがあります。また、他の強化の勉強がおろそかになる可能性があるので、高2から勉強し始めておきたい科目です。それでも数学に比べれば安定でかつはるかに点がとりやすい科目で、これをものにしておくと精神衛生上役に立ちます。
 高3の序盤までは理科中心に勉強し、理科を一通り終えた私は、夏の前あたりから数学に力を注ぐようになりました。英語は普段からやっていましたし、国語はあまりやる気がありませんでしたから。
 数学に重点を置いた勉強は、12月下旬まで続けました。ただし、私の「重点を置く」は、全体の五割程度ですが。そしてクリスマスあたりからはすべてセンター試験対策に当てました。センターは対策すればするほど成果が出ますし、そもそもセンターで不本意な点をとってしまうと、2次試験に向けて大きなプレッシャーがかかりますので、この時期は2次試験を無視して一心不乱にセンター対策をするのが良いと思います。
 センターでかなり良い点数とった私は、意気揚々と2次対策に入りました。しかし、そこで待ち構えていたのは「センターボケ」でした。理科と英語に関してはそれほどでもなかったのですが、数学がひどい。基礎的な技術でも思い出せないところがあったりして、急に自信がなくなってきました。それでも数学をやり続けることで、2月の中旬、ちょうど早稲田の試験の直前あたりに回復しました。周りから見ても重度のセンターボケにかかった私でも回復が可能なので、センターボケを感じてもあまりあせらないほうが良いでしょう。
 このような経過で理一の試験に臨んだわけですが、一応合格できました。吉川先生、渡辺先生、そしてセンター国語を教えてくださった針谷先生、どうもありがとうございました〜。  



T.Y君(海城高 東京大学 文科 II 類へ進学)

 僕はこのたび東大の文IIに合格することができましたが、それには三つの要因があったと思います。それは「運」「試験当日の精神状態」「日ごろの勉強の環境」です。
 試験当日、数学で得意分野から出題されたり、苦手としていた世界史では直前に見たところが出たのはラッキーでした。文系ということで、数学をおろそかにしがちですが、実は差が出るのは数学だと思います。この数学において、実力を発揮できたことが合格につながりました。そういうわけで「運」が大事な要素であるのは否定できません。しかし、その「運」もある程度自分の努力で引き寄せることができます。それは数学でも世界史でも得意分野をなるべく多く作っておくことです。
 次に「精神状態」ですが、これも大事です。実は、試験前日の夜など、緊張してなかなか眠れませんでした。その上、緊張するとお腹が痛くなる癖まである僕は、不安で不安でたまりませんでした。そんなふうに緊張がとけないときは、開き直るのも一つの手です。ベストコンディションで試験を受けられる人など、まずいません。「ダメでもともと」、「チャレンジ精神で行こう」などと思ったら気が楽になり、試験にも落ち着いて臨むことができました。こうした精神状態を作ることも実力のひとつだと思います。だから、心の管理にも気を配ると良いと思います。
 そして最後に「勉強の環境」です。受験勉強をする際に大事なのは、効率的に意欲を持って勉強できる環境に身を置くことです。その点、ARENAでは少人数で授業を受けることができるので、気軽に質問できるし、一人一人に適切なアドバイスをしてくれます。少人数であることの利点はそればかりではなく、一緒に授業を受ける仲間と自然と仲良くなることにもあります。自宅では集中して勉強できない僕は頻繁にARENAで自習していたのですが、同じように自習している仲間との会話はちょうどいい息抜きになり、何よりその勉強している姿を見ることで「自分もやらなきゃ」という気持ちになり、良い刺激になりました。それに、気さくな先生方が多く、雰囲気が明るいのもARENAの特徴です。こうしたARENAの環境は僕に適していました。
 あと、合格するために必要なのは「志望大学に入りたいと思う強い気持ち」ですね。では、皆さんの健闘を期待します。  



T.K君(東京学芸大附属高 横浜市立大学 医学部へ進学)

 自分は英語と数学でこの塾にお世話になった。そして結果として志望していた大学に入ることができた。これはこの塾によるものが大きい。
 高2の終わりごろ、私は理系科目が得意であったが英語がまったくと言っていいほどできなかった。また英語を勉強するのも嫌いであった。しかし山本先生のインプットとアウトプットのバランスの取れた授業により英語が徐々にできるようになり、それにつれて自分ですすんで英語を勉強できるようになった。
 英語の記述や英作も普通の塾なら書いたら書きっぱなしであろうが、ここではそういうことはない。山本先生がきっちり見てくれるからだ。見てもらうと自然と次はよりいいものにしようと英語に対する興味もわいてくる。単語や熟語に関しては、毎週の課題が一見量が多いように見えるのだが、覚えやすい形式であるので思ったほど大変ではない。
 単語や熟語を覚えていくとより英文を深く把握できるようになる。そして記述や英作にもそれは作用する。そのような好循環に入っていき、英語の成績は爆発的に上がっていった。自分の場合は最終的に英語は苦手科目ではなくなっていき、英語、数学、理科どの教科でも高得点を取れる自信がついたので、試験での精神的な安定にもつながった。
 数学の吉川先生とは高校受験、大学受験の2回の受験にわたりお世話になった。私は中学、高校共に入学してからしばらくはまったく勉強しなくなってしまった。しかしその後危機的ともいえるほどできなくなった数学を立て直してくれ、得意科目に戻してくれたのは吉川先生のおかげだと思う。もともと講義形式でひたすら聞き続ける授業に自分は合わない。ノートをだらだらとるのも嫌いである。ここの授業はひたすら実践をさせてくれるので数学に対して興味を持ちやすいと思う。
 しかしこう言うとインプットがないと思われるかもしれないがそうではない。ここの数学の授業ではインプットとアウトプットを同時にする。そうして知識のより強い定着を図っているのだと思う。講義形式では自分で試す機会がすぐには無いために興味が薄れてしまう原因になりがぢだ。数学に限らず知識は自分で実践したものしか身につかないと私は思う。その点山本先生も授業内で実践をさせてくれるので非常に知識が身につきやすかった。
 またこの塾は自分で考えて努力ができるところでもある。自分自身の努力というのは受験において最も成否に関与してくると思う。ここでは大手の塾のようにあれをやれこれをやれといって強制されることがあまりないので自分の考えた自分のための勉強ができる。もちろん何をやればいいかわからないときは気軽に相談に乗ってくれるし、アドバイスもしてくれる。自習室は他の塾よりも一人あたりの広さが広く、また調べるための本も勉強するための参考書、問題集類も豊富においてある。また周りの人たちのレベルも高くその人たちに刺激され、より勉強するようになった。
 自分にとってここに入り浸って勉強したことが合格の最大の要因と言えるだろう。
 最後に受験生の皆さんへ一言。受験勉強は精神的に折れないのが一番重要です。受験生の皆さんは意志を持ってやりきってください。  



M.Oさん(鴎友学園女子高 東工大3類へ進学)

 私が友達の紹介がきっかけでARENAに初めて行ったのは、高2の途中でした。当時、私は学校の勉強しかやっていなかったので、ARENAで見る数学の記号が、暗号のように思え、場違いなところにきてしまった...と感じました。それから1年半後、吉川先生のねばり強いご指導のお陰で、第一志望に合格するまでの実力をつけていただきました。また、低迷していた物理に関しても、渡辺先生のわかりやすい丁寧なご指導により、受験レベルまで力を伸ばすことが出来ました。
 ARENAの良いところは、一人ひとりにあった指導をしてくれるところです。またアットホームで質問もしやすい雰囲気でした。特に国立前一週間の志望校別特訓が、最後の決め手になりました。またセンター試験や入試前後の電話の励ましもあって、平常心で試験に臨むことが出来ました。
 ARENAに通っていなければ、私の合格はなかったと本当に思います。お世話になった先生方、ありがとうございました。(終)  



T.Sさん(渋谷教育学園渋谷高 千葉大学 薬学部へ進学)

 私はARENAで英語と数学をお世話になりました。
 数学の吉川先生は学校では教わらないようなテクニックや考え方を教えてくださり、聞いただけではわからないからと実践する時間を与えてくれるので、すんなり理解することができました。問題を解くときも、普通は解いていきなり解説が始まりますが、ARENAでは少しずつヒントを出してくださり、生徒達が考えられるようにしてくださいました。しかも吉川先生はとても気さくな方なので、つまらなくなりがちな数学の授業も先生のトークで和み、とてもいい雰囲気で飽きませんでした。
 英語の山本先生の授業ではセンターに必要な知識から国公立に受かることのできる知識まで本当に幅広く習得することができました。毎週行われる熟語や単語のテストは何回も繰り返し行われるので、自然に覚えることができ、とても役に立ったし、英作文や英文和訳もしっかり添削してくださるので、答えを聞いて自分が合ってるかどうかわからないということもありませんでした。
 他にも授業を取っていない教科についてもその教科担当の先生がしっかり教えてくださるので、とても安心できました。  



Y.Mさん(共立女子高 東邦大学 医学部へ進学)

 私の通っていた高校はいわゆる進学校とは違い、数学・理科の進度も遅く、現役で理系の大学を狙うのはやや難しい事は分かっていました。特に理科二科目というのは私にとってかなりの負担でした。そんな私でも医学部に現役合格できたのは、ARENAの授業と先生方の指導のお陰だと思います。
 ARENAでは、吉川先生の数学、山口先生の化学、渡辺先生の物理の授業に通っていました。私がARENAに通っていた理由は、大手の塾と違って一人ひとりの学力にあわせた授業が行われている所です。宿題もむやみやたらには出ないので、学校の勉強の負担にならず的確に学力が付いていったように思います。欠席した時はいつも授業のプリントを下さったり、必要な場合は補講をしてくださったりしたので、安心して学校の行事にも参加できました。
 追い込みの時期には、大学別のクラスに分かれ傾向に沿った授業が開講するので大変助かりました。また、いつでも自習スペースを使わせてもらえるので復習や過去問を集中して解くことが出来ました。
 そして、なによりアットホームな雰囲気がとかくカリカリしがちな受験生の心理を緩ませてくれました。講師の先生方も年齢が近く、ご自身の受験の体験談を語ってくださったり、親身になって相談に乗って下さったり、気軽に質問ができたりした事が嬉しかったです。そのおかげで辛い受験生活を精神的にも楽に過ごす事が出来ました。
 これから大学受験や高校受験を控えた方も合格することを信じて頑張って下さい。最後になりましたが、合格に導いてくださった先生方本当にありがとうございました。 



M.Fさん(光塩女子学院 お茶の水女子大学 生活科学部に進学)

 私は体が弱い上に部活もやっていたので、ARENAの自由度の高い指導方針は助かりました。ただし、自由であるからといって自分に甘くならないように気をつけましょう。
 早い時期から勉強するのは良いことですが、かといって最初から完璧に学ぼうとせず、高3と違って余裕のある時期に試行錯誤しつつ、ひたすら問題にあたると良いと思います。当たり前ですが、高3時には自分の志望している大学の入試問題の形式に対応する訓練をたくさんすべきです。
 ここからは私のした勉強を各科目ごとに書いていきます。
 数学は吉川先生の授業で学んだことで学校での勉強も充実しました。レベルの高い問題に触れられて良かったです。あとは解けるだけではだめなので制限時間を設けてやればもっと良かったなと思います。自宅では数研出版の4STEP、スタンダードといった学校で配られた問題集を中心にやりました。
 物理は、問題文の中にヒントが隠れていることが多いということをARENAの個別指導で島津先生に教わりました。今は河合塾出版の「物理のエッセンス」をもっと早くに読み解きしていれば良かったと感じています。学校で使った数研出版の重要問題集やニュートンプレスの難問題の系統とその解き方を解きました。
 化学は学研の照井式解法カードを暗記したり、物理と同じく重要問題集や三省堂の化学I+IIの新演習を解きました。
 国語は中3からZ会の通信添削をやり、センター向け勉強と一緒に古文・漢文も勉強しました。英語は学校の宿題やテスト勉強が中心でした。
 実際の入試においては、A判定が出ている学校でも決して手を抜かず、うまくいかなかった科目があったとしても最後の科目まで諦めなければ合格へ繋がると実感しました。  



A.M君(海城高 慶應義塾大学 法学部へ進学)

 ARENAの授業は数学、英語、国語どれも勉強の意欲が湧いてくるものばかりでした。問題の解答に直接繋がるテクニックを教えてもらえたので、問題を解いていく楽しさを知ることができました。また、先生に自分の弱点を理解してもらえるし、質問や添削もお願いしやすかったので少人数の授業にも大変満足でした。
 では、私の受講したARENAの数学、英語、国語について紹介します。
 まず、吉川先生の数学は塾長が自ら教えるのでARENAのリベラリズムの精神が顕著に表れた授業であったと思います。吉川先生は授業中よく、「アカデミックな“数学”は大学に入ってから学べばいい。受験数学はまずは解けることが一番だ。」と、言っていました。これはテクニックしか教えないという意味ではなく、数学の理論ばかりを学んでも問題は解けないという意味です。私はARENAに入塾するまで数学は自分の中で1、2を争う不得意教科でした。今考えるとその頃私は参考書や学校で学んだ型にはまった一般的な解法だけでしか問題を解いていませんでした。でもARENAでは普通の解き方からちょっとズルい(笑)解き方までまんべんなく教えてくれるので、問題に対する攻め方の選択肢が増えて応用問題にも対応できるようになり、数ヶ月で得意教科と呼べるまでになりました。
 次に、山本先生の英語の授業は、私の英語に対する“苦”のイメージを取り去ってくれるものでした。私は英語が大嫌いで、長文を見ただけで勉強のやる気がなくなる程でした。でも山本先生の授業を受けているときは、なぜか英語を読むのが楽しく感じられ、早く問題を解きたいという気にさえなりました。それについては言葉では説明できないモノで、山本マジックとしかいえませんが、ARENAの英語の魅力はそれだけではありません。私は英語の参考書には覚えるべき事柄は載っていても、解き方は載っていないものが多いように感じます。だからなのか、私の友人にも知識量はあるのに英語の点数は意外と取れないという人が少なくありません。私は知識量はそれほど自信ありませんが問題を解く自信はあります。それは英語の問題の解き方を教えてもらったからです。一例を挙げると、難関私大の長文には非常に難しい単語がいくつも入っていますが、それをすべて理解するのではなく問題解答に必要なものだけを選び出す能力をつけてもらった、ということでしょうか。
 続いて国語ですが、私は国語の問題を解き、解答を見ても納得できずモヤモヤしてしまう事がよくありました。針谷先生の授業では生徒全員が解答に納得できるまで論理的に説明してくれるので、国語という教科への理解が深まりました。その分、全員がわかるようなところはどんどんとばしていくので効率よく授業が進み、居心地がよかったです。また、私は針谷先生には小論文も見ていただきました。私は高3の10月まで小論文は書いたことすらなかったのですが、針谷先生に小論文に最も必要な出題者の意図の把握方法を教えてもらい、書いたものに対しては辛口の添削をしていただいたので、難問とされる問題もすんなり解くことができるようになりました。
 最後になりましたが、“解かされる”受身の勉強から“解く”積極的な勉強へと私を変えてくれたARENAの先生方に感謝の気持ちを述べたいと思います。本当に有難うございました。  



N.S君(海城高 早稲田大学 商学部へ進学)

 僕がARENAに入塾したのは高2の2月で、受験まであと1年を切ろうとしている時期でした。中高一貫校で中だるみが激しかったこともあり、受験に対してやる気が出ず、学校の成績も低迷していました。「時期も時期だし、とりあえず塾に通わなくちゃいけないかな」という気持ちで塾探しをしましたが、大手の塾の大人数制の授業は自分に合わないだろうというこだわりはあったので、友達の紹介でARENAに通うことに決めました。
 通い始めてから1ヶ月ほどで気づいたことがありました。それは「自分が授業中に質問をしている」ことでした。僕は学校の授業中に不明瞭な箇所をその場で質問するようなタイプでは決してなかったし、第一学校の授業は質問しやすい雰囲気ではありませんでした。しかしARENAの授業は生徒同士はそうですが、なにより先生と生徒の間の距離が空間的にも心情的にも近いため、自分でも問題がわからないと思ったらすぐその場で質問することが出来ました。  生徒→先生の矢印が作りやすいことももちろんですが、先生方も生徒1人1人を気にかけてくださるので、自分が気づかないところまで先生のご指導がきちんと届いていたのも、少人数で授業を行うARENAの良さだと思います。
 もう1点気づいたことがありました。ARENAに来るまで全く勉強に手をつけていなかった自分に、知らず知らずのうちに「勉強癖がついている」ことでした。ARENAには自習スペースというものがあります。初めは授業がある日に少し早めに塾に行き自習スペースでその日の授業の予習をする程度でしたが、何日も通う間にいつのまにか授業後も少し塾に残ってその日の復習をしたり、授業のない日も塾に来て予習や復習をするようになっていました。それもやはりARENAの良いところの1つである、「自習をしていても気軽に質問が出来る」ということがあったからだと思います。自習スペースと教室や教員室は10歩で行き来可能な距離なので、ARENAの授業内容はもちろん、学校の予習復習まで気軽に先生方に質問することが出来、また先生方もいつでも気軽に丁寧に質問に答えてくださいました。そんなこともあってか、夏休み以降は授業のあるなしにかかわらずほぼ毎日ARENAに来て自習するサイクルが出来上がっていました。
 気持ちばかり焦ってしまって空回りするのは受験生として1番良くない状態です。しかし、今となって考えると、多少の感情の浮き沈みはあったものの、平均すると僕はかなり心の余裕を持って受験の1年を乗り切ることが出来たんだと思います。それは前述の通り、大手塾にはない、ARENAだからこその、先生・生徒がとても親しいながらも勉強面ではきちんとけじめのある関係があったからだと思います。
 最後になりますが、数学でお世話になった吉川先生、英語でお世話になった山本先生、国語でお世話になった針谷先生、またその他いろんな力になってくださった先生方、本当にありがとうございました。  



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2006年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

S.O君(私立武蔵 東京大学 理科 II 類へ進学)

 僕は中1から中高6年間、吉川先生に数学を教えていただいた、いわゆる「生え抜き」である(笑)。その僕がこの塾の特徴として感じるのは、「アットホームな雰囲気で勉強ができ、しかも勉強をするときとしないときのメリハリをつけ、集中して勉強にうちこめる」ということだ。
 僕がARENAで学んだのは英語・数学・国語の3教科で、このうち英語は高3の1年間、国語はセンター試験1ヶ月前からの受講であった。これらの科目について、感じたことを述べたいと思う。
 まず一番長く教わってた数学に関して…。
 高2までの数学は、問題を解くという他に、基本的なことについての過程も重視するというとこで他の塾とは違うだろう。これは何事にもいえることだが基本となる土台がしっかりしていなくては応用問題になった途端手も足もでなくなってしまう。現役生の多くに懸念される演習問題不足に関しても、高2〜高3にかけて、いつの間にか演習量が増えてきて、さらに高3になるとクラスの状況に合わせた問題演習をどんどん行うし、生徒ごとにオススメの問題集も指示してくれる(強制ではない)ので、僕の場合には秋ごろにはかなり得点力が上がってきていたように思う。
 本番直前には吉川先生が一人一人に直接、点の獲れる答案の書きかたや、解き方(問題の取捨等)を教えてくれる。これは非常に受験に有効なものであった。
 次に英語に関して…。
 高2まで落ちこぼれのレベルであった僕を受験本番までに東大レベルにまで仕上ることが出来たのは、間違いなくアリーナの山本先生のおかげであったことをここで言わせてもらいます。山本先生はストラテジーを立てることに非常に長けており、その通りに従えば、自然と英語が出来るようになっていく。まさに素晴らしいとしかいいようがない。
 さらに夏以降はそれぞれ自分が志望している大学の過去問を解くので、系統および対策も万全な状態で本番を迎えることが出来る。実際、東京大学の過去23年分の文法の問題は本番前には一通り全てやっていた。
 最後に国語に関して…。
 僕は正直国語は諦めていた。でも最後の一伸びが欲しいっていうときに、手をさしのべてくれたのがアリーナの針谷先生であった。特に漢文はセンター前には8割をきることがないまでに仕上げていただいた。
 最後に自分を「合格」という勝者へと導いてくれたアリーナの先生方(特に山本先生、吉川先生、針谷先生)に感謝の意を述べたいと思う。ほんとにありがとうございました!!自分は今大学生活を思う存分楽しんでいます!!
 またこれから受験するであろう諸君へ一言。
You must be single minded.
Drive for the one thing on which you have decided!!
(いちずな人間であれ。自分が決めた一つのことに専心せよ。) 
 



S.A君(私立武蔵 東京大学 理科 I 類へ進学)

 僕は英数でARENAにお世話になった。この2教科において(他教科もそうだと思うが)ARENAに共通しているのは、問題を生徒が実際に解くという過程を通じて学ぶという点だ。実際このやり方は理にかなっていると思う。スポーツにおいて体の動かし方やポジションetcを知っていても実際に動けるとは限らないように、問題を解くのにも自ら手を動かして解くというプロセスが欠かせないからだ。この手法が、僕の実力を大きくアップさせてくれたように思う。
 次に各教科の授業での特徴だが、英語の山本先生は受験英語にも口語にも精通していて、特に受験英語においては、英作文や和訳の個別の添削はもちろん、要約や段落整序の体系的な考え方や書き方も教わった。これは本番でもとても有用なものとなった。また数学の吉川先生は、風貌は先生っぽくないのだが、問題のパターン分けや点の取れる答案の書き方の教え方がとてもうまく、得点力向上に直結したように思う。
 最後に自習スペースについて。ARENAの自習スペースは、広くはないもののブースごとに仕切りがあり集中しやすい。また教室もすぐ近くにあるため、教務室に行かなくても質問ができるというメリットもある。また参考書がとても豊富にあり、ARENAを主な勉強場所にすれば、1年間教材に困ることがない。僕自身、大手の塾に色々行ってみたが、10月以降はARENAのみに通い、ARENAの自習スペース・参考書を多いに利用して、最終的に合格を勝ち取ることができた。ARENAは授業内容はもちろんだが、その環境が素晴らしいと思う。
 では、皆さんも志望校目指してがんばってください!
 



T.Yさん(学芸大附 京都大学 法学部へ進学)

 私は、中学から六年間にわたって吉川先生に数学のご指導を受けました。小学校の頃から算数はもともと好きでしたが、やはり中学・高校からの数学はそう簡単には太刀打ちできず、途中で分からなくなったりしたこともありました。が、良問揃いの吉川先生オリジナルのプリントでみっちり訓練をしていただき、私は自分で意識するまでもなく数学を得意教科にすることが出来ました。
 私は文系ですが、文系は数学が合否を分ける大きなポイントだというのが受験経験から得た教訓です。それは、数学は一問一問の配点が非常に大きく、他の教科でビハインドしていても巻き返しが効く教科だからです。その数学を得意教科にすることが出来たことは私が志望校に合格する上で、本当に強力な武器となりました。
 …ということで、最後になりましたが、吉川先生、6年間数学のご指導本当にありがとうございました!  



M.S君(開成 慶應義塾大学 医学部へ進学)

 自分は創塾時からARENAで指導を受けてきたが、やはりこの塾の特徴はその自由な雰囲気にあると感じる。とにかく居心地が良く、家にいるとどうしてもだらけてしまって勉強が手につかなくなる性格だった私も、ARENAに「入り浸った」お陰で集中して勉強ができ、結果として合格を勝ち取ることが出来たように思う。
 ARENAにいくとまず吉川先生が一緒に自分の実力を精査してくれて、現実の自分を認識させてもらえる。そして自分で決めた志望校に確実に合格する上でどの科目であとどの程度実力を伸ばさなければならないのか、実際に点数でどれだけ伸ばす必要があるのかを話し合うのだ。これが決定すると、あとはARENAの教材をこなしていきつつ、どの程度復習するのか、他に市販の問題集をどれだけやるか、やれるかといったことを担当の先生の的確なアドバイスをもらいながら自分自身で決めて、進めていくのだ。
 塾マニアだった私は都内の有名塾のほとんどに行った経験があるのだが、どの塾も決して単位時間内で最大効率の勉強を提供してくれたとはいえなかった。そもそも人間は顔や性格、身長や体重に至るまで一人ひとり違うわけで、一番伸びる勉強法もそれぞれ異なるはずである。よって、塾や学校に押し付けられる画一的な勉強法ではいつまでたっても効率のよい独自の勉強法を開発し、自覚することができない。ARENAではこれさえやればよい、これだけやりなさい、といって膨大な量の課題を出したりすることなく、あくまでも私の意志を尊重しながら、私の能力を正確に把握している先生が最大の効果を出すように助言をしてくれた。  では、ここで私のとったARENAの講座を紹介してみよう。
 先ず何といっても吉川先生の数学である。吉川数学では単なる知識収集やがむしゃらな問題演習ではなく、難関入試に即役立つ解法を良問ぞろいの教材で実践的に整理して記憶させてくれる。これを2度3度と自分で復習する(見直すのではない。解き直すことだ)ことで試験の時にどんな問題が出ても解法の発想がわくようになる。経験に基づく推理、洞察力こそ受験における真の実力であると思うが、吉川数学ではこれを養成してもらえた。これが身につくと試験で悩むことがなくなるので解答時間が短縮でき、スピーディーに問題をこなすことができるようになる。よって得点に直結したのだ。私も去年は6割程度しかできなかった慶医の数学で今年は9割5分はとれてしまった。恐るべし吉川数学。(ただ、問題プリントがB4縦書きなので、ついついプリントにそのまま書き込んでしまって復習しにくくなるので、受講者はノートを作るべきだろう)
 次に英語なのだが、私は英語が受験において常にネックであった。英語は一朝一夕には完成しない上に配点も高く、やはり一番時間をとられる科目になってしまう。大学入試ではあの長文をいかに速く読み、平行して内容を理解していくのかが鍵であるが、ずばりこれは英文をどれだけ読んだかによって決まるのである。よって、予備校や塾の問題をやるだけでは到底最難関大学の合格安全圏には届かない。自分で志望校の赤本や似た形式の大学の赤本を最低でも10年分はやる必要がある。その時、特に英作文や和訳では、添削をしてくれるプロがいなければいつまでたっても自分のどこが悪いのかが分からず、試験でも同じ過ちばかりを犯してしまい、自覚がないまま点が伸びないことになってしまうのだ。その点山本先生は辛口批評でずばずばと不自然な箇所を指摘してくださるので、自然な英文と美しい日本語を創出するのに慣れることができる。さらに対面して添削をされることで、間違えた箇所の記憶が残りやすいのもARENAならではだろう。
 以上長々と書いてきたが、強調しておきたいのは勉強は自分でするものだということである。与えられた勉強のみで受かるのは天才だけで、大概の受験生は現実を直視して自分で足りないところを埋めていかなければとても受からない。受け身の姿勢で予備校や塾に通っているようなら、一度ARENAで授業を受けてみてはどうだろうか?  



T.H君(獨協 東海大学 医学部へ進学)

 私が東海大医学部に合格できたのは、吉川先生のサポートがあってのことだと思っています。吉川先生が力をつけてくれた数学がなければ、今回の合格はまず無理だったと思います。
 高1の後半、学校の数学につまづいた私は、友人から吉川先生を紹介されました。先生は、数回の授業で私の苦手パターンを見抜き、くり返し問題を与えてくださり、入塾から1ヶ月後の学校のテストでは、平均点を大きく超えることができました。
 しかし、先生の存在に一番感謝したのは、受験間際の高3の11月です。苦手な理科を使わずにすむ推薦制度を利用しての受験に失敗した私は、それまでほとんど手を付けていなかった生物の勉強法が分からず、パニックになりました。(医学部の一般入試で、理科は合否を分ける科目と言われています。)そんな私に、吉川先生は、「数学は合格ラインに入っている。英数をキープしつつ、理科をあげよう。」とアドバイスしてくれ、翌週には、正月でも見てくれた生物の福岡先生を紹介してくれました。2ヶ月しかできなかった理科は、最後まで苦しいものでしたが、福岡先生は心強い水先案内人で、従っていけばいいだけの私としては精神的に助かりました。そして、何よりも私が入試で驚いた事は、数学が思っていたよりもずっと解けていたことでした。学校によっては、ほぼ満点をとれたという手応えがあり、それは弱点の理科のありがたい補填でした。数学という科目がなければ、今回の合格はありえないものでした。吉川先生、福岡先生、そして数学が得意になる事の格好良さを示してくれた神津先生には本当にお世話になりました。ありがとうございました。  



S.M君(開成 早稲田大学 理工学部へ進学)

  まず、今まで勉強が得意だった人(特に中学や高校の入試を終えた方)は何故得意になれたのかを、苦手な人は何故苦手になったのかを考えてみてください。前者は勉強を楽しめたから、後者は勉強がつまらなかったから、ではないでしょうか。では、皆基本的には同じ内容の勉強をしているのに、どうして面白さを感じることができる人とできない人がいるのでしょうか。それは勉強の環境、すなわち使う教材や、教師や学友といった人材の差だと私は感じています。今や所属する高校にかかわらず、難関大入試突破のために多くの中高生が塾に通っています。ところが、学習塾の類はあたりはずれが非常に大きいのです!ここで選択を間違えると、勉強がつまらなくなってしまいかねません。
 私の経験上、(勉強が楽しめない人が)やる気になるために受験勉強に価値や意味を求めようとすると、時間を浪費するばかりになってしまいがちです。事実、大学入試では高校で学んだことが試されるにもかかわらず、大学の授業では高校で学んだことが否定されることが少なくありません。こんな状況の中で、やらなくてはいけないと思いつつも、今ひとつ勉強にうちこめないでいる学生の方もかなり多いのではないでしょうか。
 まさに今自分がその状態だと感じている方はまず、今の自分がどういう人間であるのか、何故自分はそうなったのか、さらに良くなるためにはどうすればよかったのかを真面目に分析し、その後、自分が死ぬまでに何をしたいのかを、具体的に考えてみてください。そうすれば後は連鎖的に、あなたが今何を目指し、何をするべきなのかわかるはずです。
 受験勉強は所詮手段です。目的のために手段を選ばないのは感心しませんが、手段のために無駄な努力をするほど受験勉強に希望を持ってはいけません。しかし、忘れてはいけない一番大事なことは、受験勉強を避けてはあなたの目標につながらないという現実です。あなたは自分の目標に対して最大の希望を持つように努力すべきなのです。
 ARENAは学習塾ですが、あなたが思っていることを先生にぶつければ、それがどんなことであれ先生方は必ず返してきてくれます。多感な中高生の時期こそ、与えられた勉強だけに満足せずに、何事にも積極的に臨める環境にいて欲しいと思います。また、ARENAの授業は少人数制で、授業中に取り残されることもなく、クラスの人とも話しやすい環境にあります。さらに、講師室との距離も非常に近く、自習していても先生方と同じ部屋にいるような感覚ですぐに質問をすることができます。わからないことをそのまま残さず、すぐに理解させてもらえる環境にいることが、あなたを勉強好きに、また毎日塾に行きたいとさえ感じるようにさせてくれるはずです。私は中高一貫校に入りながらも、中1から浪人時代まで常にどこかの塾に通っていましたが、これらの環境を備えた塾はそうそうあるものではありません。皆さんに、目標への最善の手段として、自信を持って薦めることができます。
 最後に、この場を借りて、私が目標へと一歩進む手助けをしてくださった山口先生、吉川先生を初めとするARENAの先生方に感謝を述べるとともに、これを読んでくださった皆さんのさらなる発展を願ってこの体験談を終わりにしたいと思います。 



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2005年 合格体験記(合格者総数は、こちらをご参照ください)

S.A君(筑波大附属駒場 東京大学 理科 III 類へ進学)

 ARENAのよいところは、講義よりも演習に時間をとってくれる点です。数学は自分で考え、解くという作業が欠かせません。講義解説に大量の時間が割かれると、どうしてもこの点はなおざりになりがちです。学んだことは、すぐに問題を解いて定着させる、この繰り返しが数学の学習には絶対に必要なのです。またARENAの教材プリントは問題が細かくテーマ分けされています。これも、数学の公式や考え方を体系的に理解し、適用する能力を育む上で非常に有用です。私は、授業プリントと吉川先生に紹介された問題集を繰り返しこなすことで、高3の春には受験数学にかなり対応できるようになっており、夏以降の模試ではいつも得点源となっていました。私の数学力をそこまで高めてくれた吉川先生に非常に感謝しています。
 大学は色々な経験がつめるところであり、実際私は、勉強はもちろんバイトや部活、サークル等充実した大学生活を送っています。これを読んでいるあなた方がそんな大学への切符を無事手に入れられるよう、心からお祈りいたします。 



S.I君(東京学芸大附属 東京大学 文科 I 類へ進学)

 東大受験にあたって僕が一番役に立ったと今でも感じているのがARENAの吉川先生の数学です。「絶対的な得意科目」との自負があった英語に対して、数学は今一歩というのが春先の私の感覚でした。ARENAの数学の授業では適度な考える時間と、生徒ごとの問題の進捗具合を考慮した適切なヒントを与えてくれました。また解説は単なる模範解答ではなく、「なぜその解法が思いつくのか」という思考手順を受験本番の生徒の立場に立って分かりやすく説明してくれるというもので、これは僕の実戦力アップに非常に役立ちました。
 東大受験本番では英語は満点に近い手応えの一方、やはり数学はやや苦戦したのですが、吉川先生から伝授していただいた攻略法を駆使して、かなりの部分点を稼ぐことができました。結果、なんとか希望の文Iに合格することができました。
 今は、僕の知的好奇心を満たしてくれる魅力ある授業と気の合う仲間達とのサークル活動をこなし、充実した東大ライフを楽しんでいます。これもひとえにARENAの効果的な授業のおかげと思っています。ありがとうございました。



R.Tさん(女子学院 東京大学 理科 II 類へ進学)

 吉川先生には、中一の時から、かれこれ5年ほどお世話になりました。(途中に1年間のカナダ留学をしたので...)先生の授業の、
・少人数で、気軽に質問ができる点
・生徒の進み具合にあわせて考える時間やヒントをくれる点
などがとても好きでした。クラスはいつも和気藹々としていて、受験というストレスを感じさせない雰囲気。みんなリラックスして勉強できていたと思います。  今、私は大学で国際協力系サークルに所属し、幅広い教養を身につけようとがんばっています。今の充実した生活があるのも受験勉強の成功のおかげです。  受験は、確かに楽しいものではないかもしれません。けれど、やらなければならないのなら、楽しくこなしちゃいましょう!そんな人にはARENAは絶好の環境だと思います。がんばってください。最後になりましたが、ARENAの先生方、本当にありがとうございました。



Y.M君(私立武蔵 一橋大学 商学部へ進学)

 今大学の金融・会計分野の授業が面白くてしょうがない私は、高校1年・2年と趣味のバンド活動に夢中で、成績は悲惨なものでした。しかし高3進級時に志望大を一橋大に設定し、本番の点数配分と残っている時間から、一年の大半を英数に割こうと考えました。幸い英語はある程度点は取れていたので単語と長文読解の反復で事足りましたが、数学は高1で時が止まったような状態で、学力を上げるのに相当苦労しました。吉川先生と相談して、一年間塾のプリント、過去問、そして参考書の反復をこなした結果、最終的にセンター190点、二次約4/5完答という数字を出すことが出来ました。
 「これ以上は絶対に無理」と思えるほど勉強ができたのも吉川先生による所が大きいと思います。先生の授業は解説がとても分かりやすく、またその時々の学力に応じたヒントもくれたので、勉強に対するモチベーションも維持されやすいと思います。
 私の場合は、目標校を早めに決めてそれに向かって一直線に勉強したことが功を奏しました。これから受験する皆さんも、目標をしっかり定めて受験に臨んでくださればと思います。



F.Iさん(日本女子大附属 東京女子医大 医学部へ進学)

 数学の勉強は、問題を解く→(できない!)→解法を知り、理解する→類題を解く→(できた!)の繰り返しです。つまり、問題集を解いて解説を読んで…という作業をひたすらすれば良いのですが、1人でこれを続けるのは大変です。そこで頼るべきは塾です!吉川先生の授業では、問題を解くところから始まり、解説、類題を解くという流れを一通りやって下さいます。家で数学なんて解く気がしない!という人でも、リズムが身につき、いつの間にか数学ができるようになる、そんな授業です。授業の復習をすれば、その効果は更にあがり、数学を入試の得点源にすることも十分可能です。
 英語は、まず「読み方」を知ることをお勧めします。英文解釈の参考書を1冊読むと、分からない単語があっても、それを読みとばしてだいたいの内容がつかめるようになります。
 受験勉強は終わりが見えず、不安になることもあると思いますが、合格すれば楽しい大学生活が待っています。今頑張ることが、それを実現する一番の近道です。最後まであきらめず、自分を信じて頑張ってください!



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